イギリスの有名大学/ケンブリッジ大学

教育において長い歴史を持ち、高い教育水準を誇るイギリスの大学。

今回はイギリスにある多くの大学の中から、2019年の世界大学ランキング(The Times Higher Education)や新聞社the Guardianによる2019年イギリス国内大学ランキングの上位にランクインした5つの大学を紹介していきます。

ケンブリッジ大学(University of Cambridge)


その他のイギリス有名大学の紹介はこちら

ケンブリッジ大学

世界大学ランキング2位、the Guardianによる国内大学ランキングでは1位を獲得したケンブリッジ大学は、オックスフォード大学に続き、英語圏で2番目に古い大学です。大学のあるケンブリッジ市は、ロンドンから北に電車でおよそ50分ほどの場所に位置しています。

ケンブリッジ州はイギリスにおけるハイテク産業を担う地域の一つであり、ケンブリッジ大学は多くの企業とパートナーシップを結んでいます。その背景から、エンジニアリングや心理学・行動科学、コンピューター・サイエンスが人気となっています。

化学工学から英語学、数学、医学、古典といった65分野を含む30の学部を提供し、国内では珍しく、学部1年時には様々な分野を学ぶプログラムとなっています。1学期8週間、各学年3学期制で授業が行われ、学生自身が主導する独立した学習に重きが置かれています。

ケンブリッジ大学

カレッジ制を採用しているため、出願の際は大学そのものではなくカレッジに出願することとなります。それぞれのカレッジでは、音楽ホールがあったり、ルールが細かく定められていたりと個性が分かれているようです。ケンブリッジ大学ではほとんどの学生に対し、カレッジ内、または街の中にある滞在先を学部3年間の期間提供することを保証しています。このシステムは、学部1年次終了後、自力で滞在先を探さなくてはならない国内のほとんどの大学と大きく異なる点といえるでしょう。

入学のポイント


 出願はUCASのフォームを10/15までにWeb上で提出することで完了します。フォーム提出後、Supplementary Application Questionnaire (SAQ)という補足資料を追加で提出するよう求めるメールが届くため、この時期は迷惑メールフォルダーを含め、こまめに受信メールをチェックするようにしましょう。ほとんどの場合において10/22、午後6時(イギリス時間)がSAQの締め切りとなります。

SAQの目的は、全ての志願者の完全で一貫した情報を集め、AS/Aレベル、またはそれに相当する資格で履修したトピックのような、UCASの質問には含まれないけれど願書を審査する際に助けとなる情報を得ることで、出願タイプ、個人情報、資格などの8つのセクションに分かれ、それぞれ何ページかにわたって質問が連なっています。

ケンブリッジ大学

さらにEU圏外に住んでいる、またはEU圏外にある学校に通っている学生は、UCAS提出後、The Cambridge Online Preliminary Application (COPA)という補足資料を提出することも求められます。目的はSAQと同様ですが、SAQで入力しなければならないCOPA reference numberが発行されるので、忘れずに提出しましょう。

イギリスで使用されるIGCSEs/GCSEsとAS/Aレベル以外の高校などの成績証明書を提出する場合、最も近い2年間の履修した科目と、獲得した成績または資格のリストの公式の書類を、COPAまたはSAQを通して提出します。この書類を作成する際、学内の課題などを含むできるだけ多くの試験での成績を記入するようにしましょう。

書類審査により、現実的に入学の可能性のあるすべての学生が面接に呼ばれます。審査は1回のみとは限らず、複数の面接に呼ばれることもあるようです。

結果は合格、不合格のほかに、「Pool(プール)」に加えられたことが告げられる場合があります。この「Pooling system(プーリング・システム)」は、出願したカレッジには合格できなかったものの、ほかのカレッジに合格する可能性が残っていることを意味します。

※最新情報は必ず公式ホームページでご確認ください。↓
https://www.cam.ac.uk/

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