SAT・ACTで高得点を取る方法

SAT・ACTで高得点を取る方法

今回は、SATとACTでより良いスコアをとるためにできることをまとめました。

SAT・ACTとは?

申し込み方法


①基本となる勉強方法
アメリカで行われているセンター試験のような役割を果たすSATとACT。二つの試験を比較しながら、対策方法をご紹介します。


<読解(Reading)>
このセクションで軸となる能力は、語彙力、速読力、読解力の3つです。
最初の基本としてまずはSATに出題される頻出単語から覚えるのがよいでしょう。最終的な目安としては英検準1級程度を目標にするとよいといわれていますが、単語を覚えることばかりに時間を費やしてしまっては肝心の「読む力」を身に着ける時間が足りなくなってしまう可能性もあります。新SAT®に対応した単語帳やリストなどを見て、その中でもよく使用される単語から効率よく覚えていきましょう。

次に、必要となる速読力ですが、まずは英語の文章を読むことに慣れることが大前提です。最初から長い文章に挑戦するのではなく、何行かの短文を読みこなすことから始めましょう。慣れてきたら、自分の英語力より少し易しいと感じるくらいのレベルから洋書をたくさん読みましょう。この時、同じ文を読み返さないようにすることが大切です。また、アメリカでよく知られている小説から出題されることがあるので、有名な作品を読んでみるのもよいでしょう。特にACTでは4つの文章を35分間で読み解答することになるので、どれだけ早く、正しく文章を読むことができるかが勝負の分かれ目となるでしょう。
【参考ページ】:International Fees(for SAT Subject Tests™|College Board®

最後に身に着けたい読解力ですが、問題形式に慣れるために参考書の問題をできるだけ多く解くようにしましょう。練習としてTOEFLの問題集を解くこともよい練習になるでしょう。また自分で丸付けをする際は〇か×かだけでなく、文章中で自分が解答の根拠にした部分は正しかったのか、間違えた問題は自分が何を理解できていなかったのか、読み間違えていたのかなど、分析して次に生かすことが重要です。

<言語とライティング(SAT)・英語(ACT)>
このセクションの対策は、文法の基本をおさらいすることから始めましょう。長文の出題でも構文の理解をすることができれば、落ち着いて回答することができるでしょう。文章の一部が正しいかどうか、間違っていたらどう変えればよいかが問われる選択問題が出題されるので、句読点(コンマ、コロン、セミコロン等)や、主語や時制に合わせた動詞の変形など、基本だけれど見逃してしまいがちな文法事項を練習問題を用いて復習しましょう。

また、ACTでは熟語に関する問題がSATよりも多く出題される傾向にあるようです。単語のみの場合と熟語になった時のニュアンスが変化する単語もあるので、読解対策として語彙を増やす際に、単語と結び付けて熟語も覚えるようにしましょう。

<数学>
英語の言語感覚が問われる読解や言語などに比べて、数学のセクションはアメリカと日本でほとんど履修する内容が変わりません。そのため高得点を狙いやすい科目であるといわれていますが、数学で用いられる単語を知らなければ元も子もありません。まずは問題文に使われるような専門用語を覚えることが基本です。

出題される内容は中学校~高校1年生くらいの範囲から、広く問題が作られるようです。ACTはSATよりも難しいといわれることが多く、時には一般的に高校2年生で履修する数学Ⅱ・Bの範囲も出題されるようです。

対策としては、まず中学校の3年間で学んだことをしっかり復習し、SAT・ACTの練習問題を解いてみましょう。そこから間違えた問題を復習し、そしてまだ履修していない範囲を勉強するのがよいでしょう。

どちらの試験でも関数計算機の使用が認められていますが、ACTでは使用できる電卓の条件が厳しく指定されているため、公式ホームページで確認するようにしましょう。

<理科(ACTのみ)>
SATにはないこのセクションでは、実は理科の知識は必要ないのではないかといわれることが多くあります。グラフや文章から内容を正しく読み取ることが重要となるため、読解力をつけること、理科の語彙を覚えることが必要です。時間が問題数と比較して短く設定されているので、まず図を見てどんな内容か予測し、それから文章を読むと理解しやすいでしょう。

時間を測りながら練習問題を解くことで、一問一問にどれくらいの時間をかけられるのかの感覚をつかんでおくことも非常に有効であるでしょう。

<エッセイ(オプショナル)>
ACTのエッセイでは、自分の意見を主張することが求められるのに対し、SATでは与えられた文章を分析することが指示されます。しかし、内容は違っていてもライティングの基本となるイントロダクション、ボディー、コンクルージョンという構成は同じであるため、まずはこの形式で文章を組み立てることを練習しましょう。

文法が間違っていると減点となってしまうため、基本の文法を再確認すること、そして時間内で文章をまとめる練習をすることも必要となります。ライティングはとにかく書いてみて、時間をおいて自分で読み直すこと、友達や家族、英語の先生に読んでもらいアドバイスをもらうことが上達の近道となるでしょう。

また、当校ではSAT対策授業を行っております。

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