世界のボーディングスクール④

ヨーロッパ・オセアニアのボーディングスクール事情 【ヨーロッパ】

創立はアメリカやイギリス等の諸外国から少し遅れたものの、スイスにも世界屈指のボーディングスクールがあります。

・Institut Le Rosey(スイス/ヴォー)
1880年創立。スイス最古のボーディングスクールのひとつ。 14世紀に建てられたロゼ城にあり、世界でも有数の高額ボーディングスクールとしても有名。 卒業生には日本の著名人もいますが、ベルギー王国や様々な国の王侯貴族、セレブリティなど、そうそうたる卒業生を輩出しています。

・Collège Alpin International Beau Soleil(スイス/ヴィラール)
1910年創立。現在40ヵ国以上の留学生が学ぶ、インターナショナルなボーディングスクール。スポーツ等のアクティビティも豊富ですが、卒業生の大学進学率はほぼ100%という進学校です。

・Ecole Alpine Internationale Billingue La Garenne (スイス/シェズィエー)
1947年創立。高級リゾート地に建つ美しい学校。校名に「バイリンガル」という意味の言葉が入っているように、卒業までに二カ国語(英語・フランス語)を学ぶことに力を入れています。最新テクノロジーの活用にも積極的です。

・Aiglon College(スイス/ヴィラール)
1949年創立。英国カリキュラムに沿った教育を行っている比較的新しいボーディングスクールです。英語が母国語でない学生にはESLクラスも用意されています。多くの学生は国際バカロレア(IB)の取得を目標とし、アメリカ・イギリスの有名大学へ進学する卒業生も多いです。

・Leysin American School(スイス/ヴォー)
1961年創立。LASとも呼ばれるアメリカンスクール。 常駐ではないものの、日本人スタッフも在籍しています。日本語のホームページもあり、日本人留学生の受け入れにも積極的。国際バカロレア(IB)の資格を取得出来るので、日本をはじめ、様々な国への進学が可能になります。

カナダ・アメリカのボーディングスクール事情 【カナダ】

日本ではあまり知られていませんが、オーストラリアには世界中の富裕層の子供たちが集まるボーティングスクールがあります。

・Geelong Grammar School(オーストラリア/メルボルン)
1855年創立。厳格な英国国教会系のブリティッシュスクール。GGSという略称で呼ばれることもあります。 過去には英チャールズ皇太子、タイ王室関係者、インドのガンジー一族なども在籍したことで有名。
GGSの大きな魅力のひとつは9年生の時に行われる「ティンバートッププログラム」というカリキュラムで、 このプログラムのために富裕層の子供たちが集まり、一部のヨーロッパ貴族間では「出生届と同時にGGSに願書を出せ」とも言われるほどです。 一年間、一学年の男女全ての生徒が山に籠もり、サバイバル生活を送ります。週末の外出なども禁止され、文字通り山籠もりをすることになります。 様々な困難を乗り越えることで成長して行く過程は素晴らしいものがあります。
一方で、ノート型パソコンを使用する授業があるなど、近代的な学習にも積極的。様々な経験・バランスの取れた学習をすることが出来るでしょう。



自然豊かなニュージーランドには、文武両道を重視するボーディングスクールがあります。

・Christ’s College(ニュージーランド/クライストチャーチ)
1850年創立。ニュージーランドで最も古い学校のひとつでもある私立男子校です。 ニュージーランドのキリスト教系学校の中で最古の学校でもあり、全学生へ神学教育がされます。敷地内には教会もあります。 文武両道を重視する学校だけに、オールブラックスの選手など、多くのラグビー選手を輩出しています。 歴史もあり、学力も高いため、祖父・父・息子など、家族歴代で入学する家庭も少なくありません。
留学生の数はさほど多くないものの、日本語が話せるスタッフも在籍しています。