留学インタビュー (15) Part1

皆さんこんにちは。JN Language Labです。

当校代表取締役の根岸が、11月3日~6日にかけて、アメリカ視察でニューヨーク大学(NYU)を訪れ、JNLLのOG、N.S.さんに会ってきました。

N.S.さんは、高校時代は国内インターナショナルスクールへ通い、ニューヨーク大学ギャラティン校(NYU Gallatin)を早期出願で受験。その後単身で渡米し、寮に暮らしながら大学生活を送る大学1年生(18歳)です。JNLLには10年生から大学に出願するまでの約2年間、受講して頂きました。

そんなN.S.さんのインタビューを、全2回に分けてご紹介したいと思います。

大学について:ニューヨーク大学ギャラティン校の正式名所は「Gallatin School of Individualized Study」です。

大学の特徴は、学生自身がゴールを設定し、興味のある分野を探求したり、異なる分野を掛けあわせたりして専攻メジャーを決めることができる、大変特殊な大学です。Gallatinに在籍する学部生は全員で1500名ほどですが、NYUの他のキャンパスで授業を受けることができますので、大学の規模としては大きいです。
しかし、N.S.さんが受講しているGallatinでのクラスの規模は15名前後と小さく、各生徒へ教授の目が届きやすくて大変良い教育環境だと言えます。芸術関系の授業が多数ありますので、アーティスト・役者・音楽家などになった卒業生が多くいます。


【インタビュー(15)  -N.S.さん【大学編】/NYU Gallatin School of Individualized Study(インタビュー日程・場所 2017年11月5日 NY市内)】

Q1. どうしてNYUを選んだのですか?
NYUは、大学の立地が都会ということで選びました。例えレベルが高くて良い大学でも、周りに何もないような場所は自分には向いていない、都市部にあるNYUには様々な選択肢があって自由だと感じたから、来ることにしました。
実際に住んでみたらNYは本当に自由で、マンハッタンはアメリカで一番、いろんな人達が集まっているところだと思いました。NYUでは人種差別がなく、インターナショナルスクールにいるような感覚です。
また、NY市内には、NYUの生徒は無料で入館することができる美術館などの施設が多くあり、文化や芸術が身近に感じられることにとても満足しています。

Q2. 大学の特徴を教えてください。

NYU Gallatinは一学年300人程度です。学校の特徴として、学生自身が自分の専攻(メジャー)をデザインします。例えば、ファッションとビジネス、建築と環境、など、分野を組み合わせてメジャーを決めています。
この大学では、自分が何をやりたいかを分かったうえで皆さん入学してきます。学生の家庭も経済的に恵まれているので、その分、お金の心配をしないでそれぞれが自由に、積極的に行動しているように見えます。

Q3. 専攻/今学期の受講単位・科目などを教えてください。
私のメジャーは、特殊なものになるとは思いますが、まだ決めていません。やりたいことは何でも挑戦できる環境にいるので、選択肢が増えた分、何がやりたいか分からなくなってしまったからです。でも、必ずアートに関連したものが良いと思っています。

16セメスター単位(4クラス×4ユニット)
①Writing: Disability Art and Culture(障害者のアートカルチャー)
②Reading: African and China Globalization(アフリカと中国の関係)
③Print Making(版画)
④Painting(ペインティング)

現在履修していて印象的なクラスは、「中国とアフリカの関係」、「障害者とアート」、「ポルノはアートか?」です。これらは、日本の大学ではあまり見かけない分野だと思います。授業を担当している教授は、優秀な専門家の方々です。

また、スクリーンプリンティングという授業はスタジオで作品を制作しますが、とても意欲的に取り組んでいるので、夜の12時くらいまで夢中になって作業をしています。

Q4. どうして合格できたと思いますか?
進学する際、日本に残るかアメリカに行くか悩むと思ったので、NYUは早期出願しました。NYUは第一志望でした。合格はしないだろうと思っていました。

エッセイでは、自分がやってきた空手などをアピールし、また自分の性格を読んだだけで分かるように工夫したほか、日本人としてのカルチャーなども書きました。空手での経験から、自分は強い意志を持つことと、人生を存分に生きたいということを主張しました。
“I continue to seek new experience. Being adventurous in new fields keeps me lively. After gaining the confidence and accepting the difference in me, I no longer feel like an outsider but a culturally rich girl, with some Karate skills.” (N.S.さんがエッセイで書いた文章の一部です)

私の印象ですが、親に、「大学合格に有利だから」という理由で何かをやらされてきた人は、NYUに合格していません。また、意識的に「この大学が好きです!」と印象付けられるような人物像を作って、エッセイを書いた人も合格はできないと思います。
NYUには、本当に自分が好きなことをやってきた人が合格しています。

Q5. 入学前と後でのギャップ(イメージと違って驚いたこと、想像していたよりも良かったことなど)はありますか?
在籍する学生の数からするとNYU Gallatinの規模は小さいかもしれませんが、NYUの他キャンパスに足を運んで学ぶことができますので、毎日が刺激的で、得るものが多いです。

実は、慶應義塾大学のGIGA(英語で開講されているプログラム。正式名所はGlobal Information and Governance Academic Program)にも合格していたので、時々、GIGAに行っていたらどうなっていただろうな、と考えることがあります。GIGAは、環境問題とアートを掛け合わせた分野に興味があり受験しました。NYU Gallatinと似ているところがあり、両方ともに特赦なところに惹かれました。ただ、専門的な授業は日本語で開講されている授業が多いため、言語面において不安がありました。

Q6. 勉強面で大変なこと、準備しておけばよかったことなどはありますか?
とにかく、読んだり書いたりする量が多いので大変です。日本の大学へ行っていたらすごく楽だったのではないか、と思うことがあります。高校の頃は滅多に図書館へ行くことがなかった私ですが、今はモチベーションが非常に高く、勉強したい一心なので夜中まで一生懸命取り組んでいます。世界のニュースは読んでおいた方がいいです。あとはやる気だけです。


Q7. 教授との距離、大学側のサポートを教えてください。
教授はやさしい方々ですが、分からないことがあれば、自ら進んで質問をしに行かないと教えてはくれません。クラスのサイズは、大体16名前後なので、人数が多すぎて質問するのが難しいという環境ではありません。
要は、自立して、リスポンシブルにならなくてはなりません。親が全ての面倒をみてくれる高校時代を過ごしていたとしたら、大変なことになっていたと思います。大学側からは声をかけてくれませんが、こちらから助けを求めれば必ず助けてもらえます。全てが自分次第となるので、高校時代と比べると、急に自分が大人になったと感じます。


NYUで自立した生活をしながら、心身ともに健康で頑張っていらっしゃるN.S.さん。NYUに進学したことが、自分自身の生活や考え方、習慣を変える大きなきっかけになったようです。

次回は、【生活編】と題して、引き続きN.S.さんのインタビューをご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに!

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