University of Melbourne
国内のほぼすべての大学が公立であり、高い教育水準を守っているオーストラリア。
今回はオーストラリアにある大学の中から世界大学ランキング、国内大学ランキングともにトップにランクインしているメルボルン大学を紹介します。
University of Melbourne
1853年に設立したビクトリア州最古のこの大学は、生活、教育水準が高く、美術館やギャラリーをはじめ博物館、王立展示室などが集まっている大都市メルボルンを拠点としています。メインキャンパスは市内中心地に位置し、公共交通機関やカフェ、ショッピングセンター、スポーツセンターが近くにある一方で緑が豊かに広がっています。
7つの学部から100以上のコースを提供しており、「Growing Esteem」というコンセプトをもとにフレキシブルなカリキュラムを組むことができます。特にビジネス、開発学、ITが注目されており、世界大学ランキングでは、法学、農学・林学、教育学、臨床・ヘルスの分野で高い評価を受けています。
オーストラリアの歴代首相4人をはじめ、政治的リーダーや大学・高等教育機関の学長、ノーベル賞受賞者などを輩出していることから、卒業生は各地で活躍していることがわかります。学内には200以上のクラブや学生団体があるため、参加すれば同じ趣味の人だけでなく様々な刺激を与えあえる人物と出会うことができるのではないでしょうか。
入学のポイント
オーストラリアの教育制度は日本とは異なり、高校卒業後はファウンデーションコースでアカデミックスキルや基礎知識を身につけなければなりません。
メルボルン大学で提供しているファウンデーションコースは、大学で提供されている全コースに対応しており、一定基準以上の成績で修了すると大学への入学が保証されます。
英文学、ドラマ、アカデミック英語、西洋思想の4つの必修科目のほかに、希望する学部のコースに応じて3科目選択することができます。コースの期間は目的別に6つ用意されています。出願要件となる英語力は、
・メインコースの入学要件に満たない英語力を補うコース:IELTS5.5以上、TOEFL iBT46以上
・それ以外:IELTS6.0以上またはTOEFLiBT60以上
となっています。
<出願方法>
出願は直接郵便で送付する、または認定されているエージェントを通じて出願するという2つの方法があります。どちらの場合も以下の書類の提出が求められます。
・高校3年次のすべての成績(英文)
・高校卒業証明書(英文)
・英語力証明書
これらはあらかじめ用意するようにしましょう。日本では9つのエージェントが認定されているため、大学の公式サイトにて近くの機関を探してみましょう。
https://www.trinity.unimelb.edu.au/foundation-studies/apply-enrol/overseas-representatives