アーリーディシジョンとアーリーアクション

こんにちは。JN Language Labです。

前回の記事でご紹介しました当校OGで現在ニューヨーク大学に通いN.S.さんは、NYUを「早期出願」で受験したとおっしゃっていましたが、早期出願にもいくつか種類があるのはご存知でしょうか?

最も耳にするであろう、「アーリーディシジョン」「アーリーアクション」の違いについて、説明をしている記事をご紹介します。


【アーリーディシジョンとアーリーアクションの違いについて】

アーリーディシジョンとアーリーアクションの基本的な違いは、アーリーディシジョンには「制約」があって、アーリーアクションにはないということです。

「制約」とは、もし合格となったら入学しなくてはならないということ、他の大学へ提出した願書は取り下げなくてはならないこと、そして今後他の大学への出願はしてはならないということです。
アーリーディシジョンでの出願は1校しかできません
また、この「制約」から逃れられる唯一の方法は、例え経済的な援助があったとしても、大学へ入れるほど金銭的に余裕がない、ということを証明することです。

アーリーアクションやレギュラーデシジョンよりも、アーリーディシジョンが選ばれる最大の理由は、合格率が上がるということです。特に競争率の高い大学では本当のことです。

かつては、経済的援助を必要とする学生がアーリーディシジョンで出願することは難しいと非難されました。裕福な家庭の生徒が得をし、裕福ではない生徒にはチャンスが巡って来ないと言われました。その結果、アーリーディシジョン出願を無くす大学が増えましたが、最近になって復活させているところもあります。

一般的に、アーリーアクション出願は何のメリットもありませんしかし、教育機関の奨学金や手当などの審査を考慮してもらうために、大くの生徒がアーリーアクションで応募する必要があるという現状があります。また大学によっては、生徒の出願費用を免除することもあります

この様な出願オプションがあってもアーリーアクションで出願しない生徒とは、どういう生徒でしょうか?

それは、シニアイヤー(日本の高校3年目)の成績や課外活動記録を加えて願書を良くしたい生徒です。願書の提出は、レギュラーディシジョンまで待つでしょう。

元記事:
What is the difference between early action and early decision?<http://diycollegerankings.com/faqs/what-is-the-difference-between-early-action-and-early-decision/>


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自分にあった戦略を選ぶ、アメリカ大学受験3つの方法

 

(更新)JN Language Lab-K