キャンパスに住む;カレッジハウジングのためのガイド

こんにちは。JNLL受付です。
今週は、大学構内の学生寮をお勧めする記事をご紹介します。

学生がカレッジを選ぶとき、学校の内容以上のものを選んでおり、多くの学生にとってそれは大学生活の4年間を過ごす「家」と呼ばれることになる場所だからです。ここ数年間でカレッジハウジングは発展してきています。

多くの場合、個室、スイートタイプのリビングのあるキャンパス内のハウジングまたは学校が管理しているキャンパス外のアパートの需要が高くなってきています。最近のカレッジハウジングの設備はキャンパスに住む学生の要求に答えるため、学校によって異なっています。
「それぞれのキャンパスで様々なハウジングの種類や特徴があることがわかるでしょう。」
と、住宅職員のAlvin Sturdivantは述べています。

カレッジハウジングの種類

両親世代の記憶にある、相部屋で共有のバスルームというのは今やたくさんの選択肢のうちのほんのひとつです。多くの場合カレッジでは個別の寝室と共有の公共スペースまたはスタジオタイプや個室がいくつかあるアパートのような設備を提供しています。

学生寮では男女共用のバスルームも増加傾向にあります。設備はプライベート住居に限ったことではありません。「あなたがどこにいるかによって、学生たちはキャンパス外の市場でそれなりに家を見つけることが可能です。学生たちをキャンパスに留めるためには、私たちはキャンパス外と同じような設備を提供する必要があります。」とシアトル大学の生徒開発部の副学長は述べています。

最近の家は進化してきているので、学生たちはプライバシーがあるのを好みます。
と、住宅職員は述べています。「この世代の学生たち、また今の世代の何人かの学生たちは多くの場合、それぞれに個室の寝室のある家で育っています。一方、10年前は、おおくの家族で子供たちは共有のベッドルームを使っていました。」と、5000人近くの学生がキャンパスに住んでいるFGCUのBrian Fisherは述べています。

また設備は居住空間に限ったことではありません。例えば、FGCU(Florida Gulf Coast University)では学生たちはレイクサイドに住み、ヤシの木のある海岸の景色や水遊びを楽しみます。これはFGCUキャンパスのユニークな特徴です。学校を通して申し込める様々なウォータースポーツを提供することも学生たちにアピールしています。

キャンパス内に住むもう一つの利点は、日常のニーズはカレッジまたは大学で満たされるということです。「料理、洗濯、買い出しや休日に何かを修理する必要もありません。世界クラスの教育を受けるという経験を積むことに集中することができます。」と、Mari Anne Brocker Curryは述べています。あるカレッジは、学校が管理しているUNITSに11,000人住んでいます。「その他に、3,000人の生徒は大学が保証し私有している家に住んでいます」とも述べています。

全国の多くの学校のようにイリノイ大学でも1年目はキャンパス内に住むことを要求しています。Brocker Curryはキャンパス内に住む学生は良い結果を残しているという大学の調査結果から1年目にキャンパスに住むということを必要条件としています。と述べています。
「キャンパスに住んでいる生徒はより成功し、良いつながりがもて、より良い結果を出すという調査結果が出ています。」とも述べています。

ACUHO-I(The Association of College and University Housing Officers –International)の調査でも、キャンパス内に住んでいる生徒は中退率が少ないことが分かっています。と、Sturdivantは述べています。また、「特に1年目と2年目にキャンパス内に住んでいる生徒はキャンパス外に住んでいる生徒より高いレベルを維持する傾向があります。それゆえに、学生が必要としている住居施設をたくさん見つけることができるでしょう」。ともSturdivantは述べています。

Broocker Curry は生活して学ぶという社会(living and learning communities)が
学生たちをアカデミックな話題について学ばさせるのに役立ち、これは特定の分野の研究、高度なプログラム、異なるアカデミックな意見を持つ仲間と交わることは学生たちに利益をもたらす。と言及しています。

キャンパス内の安全性

何千もの学生がキャンパスで生活しているので、カレッジは特に安全問題について注意を払う必要があります。と住宅担当職員は述べています。「キャンパス内に住む生徒にとっては、いつでも気軽に問題があるときに学校に相談に行くことができます。例えば、アルコール、ドラッグ、メンタルヘルス、個人的な問題、暴力、暴行など。

学校はさまざまな状況に対応できるようにスタッフを訓練しています。」とFisherは述べています。「キャンパス外の環境と比べて、信じられないくらい安全であるとの統計もあります。」とも付け加えています。米国司法省の部門である司法省統計局によると、カレッジの学生はキャンパス内に住んでいる学生よりもキャンパス外に住んでいる学生のほうが、より犠牲になる傾向が高い結果がでています。

生徒の安全のために、学生寮に入るのもフロアーを移動するのも、エレベーターに乗るのもカードを発行して限られた人しか入れないようにしています。受付のスタッフも生徒またはセキュリティ会社の職員を配置しています。と述べています。また、生徒にも起こりうる危険について用心し防ぐように教育しています。と付け加えています。

キャンパスに住み始めて1年目の学生は自分自身の安全と防護に関しての適切な予防策について意識を高める方法やキャンパスと住居の両方、それからより広く広大なキャンパスというコミュニティにおいて、身を守る異なる手段を教育しています。とSturdivantは述べています。Fisherは学校の年間セキュリティや火災安全の記録を読んでキャンパスの安全について調査するべきであると勧めています。「合衆国の法律で大学は犯罪を開示し安全記録を残すように義務付けられています。そのため学校のホームページで情報を確認することができます。両親もキャンパスの安全について学校のホームページや直接質問して調べることが簡単にできるでしょう。管理者はそれらの質問に答えるべきであり、もし答えられないようであれば、両親は学生の安全についてキャンパスではどうなっているのか更に質問するべきでしょう」
Fisherは学生がキャンパス内に住むことを強く勧める一方で、すべての家庭において
可能ではないということも認識しています。

Urban Instituteが発行している Cost of living on Campus によれば、費用はプライベート・パブリックともに$10,000~$11,0001の幅があるとしています。2006-07年度から2016-17年度の間に4年制のパブリックカレッジでは23%、プライベートでは25%その費用は上昇しています。カレッジハウジングの費用は州によって異なり、学生の選択するハウジングによっても異なります。キャンパス内に住むことを選んだ生徒には、専門家は経験を積むことを勧めています。キャンパス内で生活するとき、学生は成長するような挑戦、
例えば異文化、異なる意見、人生観、自分自身のアイデンティティを学ぶことを期待されています。

「一般的に、学生たちはカレッジでの経験の一つとして、居住内でのリソースが与えらることを期待し、またそれがかれらに成功と成長する手腕の絶好な機会が与えらるでしょう。」と、Sturdivantは述べています。「彼らは他人とかかわり社会で生活することを期待され、また活発なプログラミングの機会やサービスの機会に携わることを期待されています。」

記事:U.S.News. Josh Moody. Living on Campus: A Guide to College Housing.
<https://www.usnews.com/education/best-colleges/articles/2019-05-01/living-on-campus-a-guide-to-college-housing> (Accessed 2019/05/22)

(更新)JN Language Lab-H

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