こんにちは。JNLL受付から今週もお送りします。
早いもので6月を迎えました。梅雨より先に暑さがやってきた今年の日本ですが、こんなに温度変化があると体がびっくりしちゃいますね。体調管理に気を付けましょう。
今週はボーディングスクールの選び方についての記事を紹介します。
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ボーディングスクールまたは私立学校を選ぶには、いくつか踏まなくてはならないステップがあります。幸運なことにも、インターネットが最初のステップをとても簡単にしてくれます。ボーディングスクールレビューやプライベートスクールレビューなどのウェブサイトは学校を探す手間を省いてくれます。
★ステップ1:学校を見極める
この段階では、学校に対する想像や求める条件などは一度捨てましょう。どのような学校でも、まずは気になった所は全て確認してください。時間をかけて、各学校のウェブサイトを閲覧しましょう。多くのウェブサイト上には素晴らしいビデオツアーがあります。在学生が、学校について述べていることを読みましょう。ボーディングスクールも私学学校も、生徒のコメントが掲載されています。多くの学校のウェブサイトにはコメントがあるかと思いますが、大体が、前向きな内容かと思います。しかし上記で紹介したボーディングスクールレビューとプライベートスクールレビューは生徒のコメントにフィルターをかけていません。
学校ウェブサイトのURLをブックマークするか、エクセルなどの表にコピー&ペイストしましょう。これは、次の手順をとても楽にしてくれるプロセスです。ここで15から20の学校をリストアップしたこととなりますが、もしそれ以上あったとしても不安にならないでください。
そしてこの段階では、どの学校がご自身のお子様にとってベストなのか悩まないでください。その質問についてどう対処すべきかは、後ほど、触れたいと思います。
★ステップ2:候補を絞り込む
これは、プライベートスクールを選ぶ工程の中で時間がかかるパートの一つです。それはどうしてしょうか。子供と共に、リストに載っている一つ一つの学校について話し合わなくてはならないからです。学校のリストを表にすることが良いアイディアだと伝えた意味は、ここにあります。リストに沿って話し合い進めていく中で、候補に残しておく学校には印をつけましょう。短い学校リストは、3から5くらいとなるでしょう。
元の15から20校のリストから、正確に、候補を削っていく方法とは、どのように行われるのでしょうか?それは、多くの質問を訊ねながらです。
・共学か、男子・女子学校か?
・小規模か大規模の学校か?
・宗教団体によって経営されている学校か?
・美術やホッケーなど、特別な何かに興味があるか?
・特別なニーズがあるか?
・軍事学校に行きたいか?
これらの質問に回答し、条件に当てはまらないものが、リストから外されます。
次に考えなくてはならない質問は、より厳しいものです。「あなたは、学校が求めている学生像にマッチしているのでしょうか?」こちらの質問には様々な意味があることをご理解ください。とにかく学校が求めているものとは一体何なのか、そしてどうやって知れば良いのでしょうか?ウェブサイトを読み、カタログで詳細を確認すれば良いのでしょうか?しかし、本当に求めているものとは何でしょうか?教育コンサルタントを雇わなくてはならない最大の理由は、ここにあります。プロの教育コンサルタントは、各学校が求めている人材とあなたをマッチングしてくれます。もし、教育コンサルタントを雇わないと決めた場合はどうなるのでしょうか?その決断でも良いでしょうが、3月の合格発表まで、あなたの子供が受かるチャンスは一切分からないでしょう。
教育コンサルタントは、滑り止めとチャレンジ校の各1つずつを含んだ学校のリストを作成する手伝いをしてくれます。そして、滑り止めとチャレンジ校の間にある2つ3つの学校が、高い確率で合格する学校だと言えるでしょう。
★ステップ3:学校訪問
これは外すことができないステップです。学校訪問は時間がかかります。しかし、キャンパス訪問とセットとなっているのが面談です。面談は、学校が本当に子供との相性が良いのか、また条件に合うのかということを評価することができるチャンスでもあります。とにかく、学校は若者の将来を作り上げる重要な役割を持っていると考えて良いでしょう。
どのような内容が、どのような方法で教えられているのか、調べましょう。先生についても知り、適任性についても調べましょう。我々の、学校比較チェックリストを使用して、全てのデータを保管し、全ての学校訪問終了後、家族やアドバイザーと話し合うのに使用してください。
★ステップ4:入学試験
ほとんどの学校では、入学試験の標準であるSSATと、もしくは、ISEE試験を採用しています。それに加えて、エッセイとその他に書かなくてはならない項目があります。標準試験に対してのアドバイスですが、お子様が十分に練習できる時間を設けてください。この練習を最後まで残しておかないでください。最低2回、可能な限り本番さながらの(気を散らすようなことが生じず、時計に合わせた)模擬試験を設定してください。
★ステップ5:出願し、支払いをする
ほとんどの学校はオンラインで出願ができ、手順を簡単にしてくれます。中には、共通願書(コモンアプリケーション)を採用している学校もあります。これらの書類は9月にダウンロードし、推薦状を書いてもらうために先生に渡して、早くから対応を始めましょう。
もし、学費やそれに関連する支払いが困難な場合、ファイナンシャルエイドの申込みは余裕をもって行ってください。所得申告やその他関連する書類を含む、詳しい再調査です。ほとんどの私立学校は寛大なファイナンシャルエイドパックを提示してくれます。中には、特定のミーンズテスト(市民政府に対し、社会保障制度による給付を申請 した際に、申請者が要件を満たすかどうか判断するため行政側が行う資力調査のこと)を満たせば、無償で教育を受けることができる学校もあります。
以上が、やるべきことです。我々ができるベストなアドバイスは、早くに行動を始めて、整理整頓しておきましょう、ということです。
記事:
boardingschoolreview.com. Robert Kennedy. 5 Steps for Choosing a Boarding School. <https://www.boardingschoolreview.com/blog/5-steps-for-choosing-a-boarding-school> (Accessed May 27, 2019)
(更新)JN Language Lab-H