【クイックガイド】推薦状の貰い方

はじめに

推薦状の執筆者は、出願者の技能や能力を良く知る人物である必要があるため、前もって自分のことをアピールして人間関係を構築しておきましょう。抽象度の高い一般的な文章よりも、個人の具体的な特徴などに言及されているとより説得力が増します。
推薦状の真価は、推薦者との関係性にあります。そのため、強い説得力が自然と生まれるような人間関係があることが望ましいと言えます。

推薦状について調べる

良い推薦状の例を探し書き方や書式を見習いましょう。依頼の前に、どのような文章が必要なのか先に把握しておくことで、推薦者に対しても良い印象を与えられます。例えば、良い推薦状は、文章の見た目は凝っていなくても、内容が素晴らしいという特徴があります。

文書での依頼

推薦状の依頼を先生にする場合、依頼を文書で行うことは、承諾してもらう上で有効な手段といえます。書式などについて、しっかりと理解していることを依頼文で証明しましょう。良い返事がもらえる確率が高くなるでしょう。
依頼文は、3から4つの段落で書くと良いです。最初の段落は、先生に自分が誰なのか、先生とどんな関係があるのかを知らせましょう。第二段落では、推薦状が必要な理由を述べます。この時、具体的な目標とその目標達成のために推薦状がどのような役目を担うのかを伝えましょう。具体的な目標は、例えば、学士や修士課程に出願するなら、その旨を述べましょう。

口頭で依頼

文書での依頼と併せて、口頭でも依頼すると効果的です。あらかじめ文章を書いておくことで、やりたいことのイメージを掴み、頭の中が整理されます。この過程を経ることで、口頭での依頼がより説得力を持ちます。
ただし、先生が忙殺されているときは、依頼しない方が良いです。そういう時は、何気ない会話やアポを取って話す中で、先生があなたを良く知っていて、良い推薦状を書いてくれそうか判断しましょう。その一方で、先生からフィードバックを貰えるチャンスを作り出す努力は怠ってはなりません。

依頼のタイミング

先生の話をよく聞き先生がどんな状態かを見極め、口頭で依頼するタイミングを見計らいましょう。そうすることで、先生にしっかりと準備してきて、出来もいいという好意的な印象を与え、あなたの望む推薦文を書いてもらうことができるでしょう。
将来の人生設計についての質問に具体的に答えられるように準備し、面接中は後程、感謝の文を送れるように心の中で重要な箇所をメモしておきましょう。

College Choice. “How to Ask for Letters of Recommendation: A Quick Guide”
https://www.collegechoice.net/how-to-ask-for-letters-of-recommendation/