【海外留学】ローリング・アドミッション・カレッジに出願する際の注意点

○初めに

ローリング・アドミッションに関しては、タイミングが全てです。ローリング・アドミッションを採用している大学では、広い出願枠が用意されているかもしれませんが、早めに出願すれば、合格する可能性ははるかに高くなります。ぜひ以下のヒントを参考にしてください。

○ローリング・アドミッションとレギュラー・アドミッションの違い

そもそも、ローリング・アドミッションとは何でしょうか?ローリング・アドミッションとは、願書が届き次第、すぐに審査が行われることです。約4〜6週間以内には合否がわかります。一方で、レギュラー・アドミッションを採用している大学では、受け取った願書を全て審査するため、締切日まで待ちます。

early decision(※1) やearly action(※2) など他の入学形態については、こちらで詳細をご覧いただけます。

(※1)Early decisionとは、「合格したら必ずその大学に入学する」という約束を交わす出願方法です。留学生もEarly Decisionで出願することができます。

(※2)Early actionとは、一般的な出願よりも早い時期に設定された締切日までに出願し、締切後に合否の決定が行われるという出願形式です。

○願書は早めに提出する

ローリング・アドミッションの場合、願書を早く出せば出すほど、合格やキャンセル待ち、不合格が早くわかります。また、願書を早めに出すことで、より多くの枠が残っており、競争率も低いので、大学に入りやすくなります。願書受付期間の終了間際に出願してしまうと、空席が少なくなってしまうのです。

早めに出願ができる場合には、推薦状を早めに入手し、出願に必要なエッセイを事前に書き上げる必要があることを念頭に置いてください。それらの出願を上手くやりこなせるかどうかはあなた次第です。

○大学への出願方法を計画する

できるだけ早く志望校の締め切りを把握し、整理しておくことが大切です。また、ローリング・アドミッションの大学があなたの本当に行きたい学校なのか考えることも非常に重要になります。

ローリング・アドミッションを採用している大学が、あなたが最も行きたい大学なのであれば、早めに出願するのが得策です。もし志望する順位が上位でない場合は、レギュラー・アドミッションの大学に優先的に出願しましょう。ローリング・アドミッションの大学への出願は、もう少し後にしても良いでしょう。

○時間をかけて出願書類を強化する

ローリング・アドミッション・カレッジに出願する利点の一つは、時間をかけられることです。SATのスコアに満足できなかった場合、再試験を受けるまで出願を待つこともできます。また、出願書類のエッセイの添削に時間をかけることもできます。ただし、時間をかけすぎたり、先延ばしにしすぎたりはしないように気をつけましょう。

大学進学に関する詳しい情報は、こちらをご覧ください。

記事:College Board. “Tips for Applying to Rolling Admission Colleges”
https://blog.collegeboard.org/tips-applying-rolling-admission-colleges

「中学生・高校生対象:米国大学進学対策 個別相談(一部国内大学国際系大学も含む)」

進学までの準備、レベル、必要な要素、試験、面接対策などについて1時間でご説明します。

【実施方法】ご来校(対面)・オンラインどちらでも可。
【対象】当校で受講検討の中学生・高校生またはその保護者様。
【費用】無料。

こちらよりお申込み可能です。