【大学進学】高校生が大学進学の準備を始めるための6つの方法

〇初めに

高校1年生でも、高校3年生でも、大学進学の準備を始めるのに悪い時期ではありません。しかし、大学進学の準備を始めるのは早ければ早いほどよいのです。1年目から学業や課外活動を強化するための手段があり、毎年、自分のプロフィールのより具体的な内容に焦点を当てられるため、出願時にベストを尽くせるようになるのです

 

高校生活を通して、大学進学に向けた6つの方法を紹介します-

 

  1. 入学を決める際には、志望する大学や自分の優先順位について調べておきましょう。
  1. 高校時代には難易度の高い授業を受け、高いGPAを維持するようにしましょう
  1. 早くから課外活動やリーダーシップ活動に参加し、情熱を育むとともに、グループやプロジェクトに長期的にコミットできる能力をアピールしましょう
  1. 大学の小論文は早めに取りかかりましょう。考えを巡らせてみたり、執筆、推敲の時間が多ければ多いほど、最終的な小論文はより良いものになります
  1. 志望校の在学生、高校のカウンセラーや先生、専門家などあなたを成功に導いてくれる指導者とつながりましょう
  1. 志望校が固まり、高校3年生になったら、早めに出願することで、入学の確率を上げることを考えましょう

次に、これらのステップを、いつ、どのように実行すればよいのか詳しくご紹介します。

 

なぜ高校生のうちから大学進学の準備をするのか?

 

大学進学の準備を早めにすることで、生徒は高校でのキャリアに有意義かつ本格的に取り組むことができ、夢の大学への進学の可能性を飛躍的に高めることができるかもしれません。しかし、それ以上に大学進学までの道のりは特別なものです。高校生活最後の1年か2年まで先延ばしにしてそのプロセスややるべきことにストレスを感じるのではなく、早めに始めることで、願書を提出するときに努力と忍耐で得た興奮と期待を感じることができるようになるのです。

大学に行きたいと思うことは、最初の大きな一歩です。 そこから先は、夢を現実にするためのあらゆるステップが中心となります。自分に最適な大学を見つけ、強力な大学願書には何が必要かを理解し、入試担当者が何を求めているかを正確に知ることで、願書作成はずっと楽になります。

また、大学は紙の上の言葉だけでなく個人を受け入れるということを覚えておいてください。そのため、高校時代は学業、課外活動、地域社会への参加、そして大学のエッセイを通して自分の長所と関心に磨きをかけることに使いましょう。

 

―高校生のうちから大学進学の準備を始めるにはー

 

  1. 応募先を決定するためのリサーチ

 

大学の立地、気候、学問の専門性、課外活動、キャンパス文化は、ある学生には完璧にフィットし、また別の学生には正反対になる可能性があります。そのため、大学の名前や評判だけでなく、その大学が自分 に合うかどうかを見極めることが非常に重要です。

可能であれば、1つまたは複数のキャンパスを訪れれば、志望校を決定する上で大きな助けとなります。そうでない場合は、大学について調べたり、他の学生の経験談をビデオで見たり、自分の目指すプログラムを比較したりすることも、自分に最適な学校を選ぶための重要な要素になります。

 

  1. 競争力のあるGPAを維持しながら、チャレンジングな授業を受ける

 

入学願書の選考では、テストのスコアだけでなく、成績表を見て、あなたが高校時代にどの授業を選択し、どのような機会に恵まれたかを確認します。

そして、難しい授業についていけることを成績表でアピールするのです。言うのは簡単で実際に行うのは難しいことですが、効果的な学習習慣を身につけることで学業成績に大きな差が出るかもしれません。

 

  1. 課外活動を通じて、あなたの情熱とリーダーシップをアピールする

入試担当者は、学業だけでなく、あなたが学生として大学のキャンパス・コミュニティにどのように貢献できるかを考慮します。これは、あなたがどのような活動をしているか、何に情熱を注いでいるか、リーダーシップを発揮しているか(発起人、会長、ボランティア)などによって明らかになり、あなたがどのような人物で、何があなたにとって重要で、キャンパス文化に何をもたらすのかを描くのに役立ちます。

 

課外活動は、大学進学の準備として最初に取り組むべきことの一つです。なぜなら、きちんと関心を持っていることを示すには時間がかかるからです。

 

  1. 他と差をつける大学エッセイを作る

 

出願小論文は、あなたが誰であるか、そして大学のキャンパスでどのような人になるかを、入学事務局に伝える最も直接的な方法です。学業や課外活動の成果も重要ですが、小論文はあなたの長所を伸ばし、あなたの経験を振り返り、あなたにとって最も重要なことをアピールする機会です。

 

最も優れたエッセイは、何度も下書きをすることで進化していきます。最終的なエッセイは、あなたが克服した挑戦、学んだ教訓、または経験した変化について光を当てながら、読者の興味をそそり、その興味を維持する必要があります。受験生は比較的短いエッセイの中で、多くのことを要求されることになるのです。

 

  1. アドバイザーとの交流

 

大学に入学するためのアドバイスを得るには、入学カウンセラーや専門家、またはすでに大学入学手続きを成功させた卒業生に聞くのが一番です。

 

大学のカウンセラーに自分の計画について話すのは良い方法ですが、そこで終わる必要はありません。現役の大学生に入学プロセスやアドバイスについて直接話を聞くことは、あなたが彼らの後に続くための貴重な視点を得るための素晴らしい方法です。

 

  1. 早期の応募を検討する

高校生活最後の年を迎え、志望校を絞り込んで受験の準備を進める受験生は、早期出願の絶好のチャンスかもしれません。早期に大学に申し込むと、出願者数が少ない為目立ちやすく、また大学に対する熱意をアピールすることに繋がります。

 

米国の大学では早期入学選考の応募に対して拘束力があり、選考を突破したら入学する義務があります。第一志望校に早期出願して合格できなかった場合でも、他の大学に出願することができますが、早期出願は戦略的にかなり有利に働きます。

まとめ

 

このように、大学入学の準備を早くから行い、高校時代を通してそれを続けることで、出願手続きに必要な注意を常に払い、合格する可能性を最大限に高めることができるようになるのです。

 

出典:Crimson , “6 Ways High School Student Can Start Preparing For College”
https://www.crimsoneducation.org/us/blog/campus-life-more/prepare-for-college/

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