〇初めに
SATは、毎年3月、5月、6月、8月、10月、11月、12月の7回、通常土曜日に全国で実施されています。正確な日程は、現在のSAT試験日スケジュールをご覧ください。
SATの受験に関しては、高校3年生の春に最初に受験し、大学出願締切前の秋に再受験することをお勧めします。SATを再受験する学生のほとんどはスコアを上げ、中には2回以上受験する学生もいます。
〇自分に合ったSAT試験日の選び方
最良の戦略には、常に計画が必要です。3月、5月、6月のいずれかの時期に最初の試験日を選びましょう。考慮すべき主な要素は以下の通りです。
- テストセンターの空き状況
- 個人のスケジュール
- 必要な練習時間
- 再試験の可能性/希望
- 大学出願の締切日
これらを一つずつ確認していきましょう。
〇SATテストセンター所在地一覧
SATは、全国にある何千ものテストセンター(多くの場合、高校や大学)で実施されています。しかし、すべてのテストセンターがすべての試験日に試験を実施しているわけではなく、また同じ数の座席を提供しているわけでもありません。
受験者は、身近な場所でSATを受験するのが最も安心だと感じることが多いようです。ご自身の学校がテストセンターかどうか、また、テストセンターであれば、どの日にSATを受験できるかを確認しましょう。あなたの学校がテストセンターでない場合は、あなたの希望する日にSATを実施している最寄りのテストセンターを選びましょう。SATのテストセンターは、オンライン検索ツールを使って探すことができます。
〇個人スケジュール
高校3年間は、いろいろなことが起こるでしょう。家族の結婚式、休暇、スポーツ活動などの先約に基づいて、SATの日程をいくつか除外する必要があるかもしれません。
ところで、SATの受験がACT®の受験の妨げにならないかどうか、心配する必要はありません。カレッジボードは毎年、ACT®と同じ日に実施されることがないよう調整しています。
SATの準備と練習
SATでベストを尽くすには、練習の時間を確保する必要があります。準備が整っていればいるほど、テストを受けるたびに自信を持つことができます。
練習時間を確保することは、試験日を決める際に考慮すべき重要な点です。PSAT/NMSQTまたはPSAT10を受験した場合、そのスコア をもとに、あなたに合ったSATの学習計画を立て、スケジュールを立てることができます。ほとんどの学生は、SATの受験前の2-3ヶ月の間に勉強します。Official SAT Practiceで自分に合った練習スケジュールを設定し、練習のリマインダーメールを受信することで、計画通りに練習を進めることができます。
SAT対策を始めるための簡単なリンクはこちらです。
カーンアカデミー®のOfficial SAT Practice:
誰でも無料で個人的に学習することができ、公式のフルレングスの模擬テストを受けたり、インタラクティブな練習をしたり、PSAT/NMSQTの結果に基づいてカスタマイズされた練習プランを得たりすることができます。
SAT Practice Tests: 公式のSAT模擬試験で、試験当日を疑似体験。
Sample question:テスト当日に何をすべきかを知るために、これらの問題をチェックしましょう。
SATの再受験
多くの学生は、3年生の3月、5月、6月に初めてSATを受験します。この時点では、高校で3年近く勉強しているので、十分な準備ができていますし、希望すればSATを再受験して(スコアを上げて)2回目の受験をするチャンスもたくさんあります。
SATを2回受験することで、自分が最も努力しなければならない特定の分野に焦点を当て、準備をすることができますし、試験当日に何をすべきかを知ることができるという利点もあります。8月、10月、11月は、大学出願の締め切り前にSATを再受験するのに人気のある時期です。
準備はいいですか?ご都合のよい日を選んで、今すぐお申し込みください。ご質問がある場合は、ヘルプページをご覧ください。
〇SATの受験時期
大学出願の締切日
最終的に、SATのスコアは出願先の大学に送られます。つまり、大学の入学締切日を把握し、締切日までにテストを行い、スコアを送信するのに十分な時間があることを確認する必要があります。通常、高校3年生の場合、正規の入学許可の締切日は 12月か1月で、アーリーアクションや早期入学の締切日は11月 が最も一般的です。スコアは、試験日から数週間後に入手できることが多いが、学校に送付するためには、ある程度の時間が必要である。SATの試験日を選択する際には、その試験のスコア公開日に注意してください。
〇SATはいつ申し込むべきか?
理想的な試験日を選択したら、次のステップはオンライン登録です。2021年秋から2022年春までの日程は、2021年8月から2022年6月までのテストに対応します。春に受験された方には、新学年の登録が開始されたときにメールが届きます。
もし、特定の試験会場と試験日を希望している場合は、早めに登録して席を確保するのが賢明です。特に海外のSAT受験者には、テストセンターと座席の数に限りがある国もあるので、この点は注意が必要です。
〇遅滞登録
試験日がかなり近づいてからでないと、受験を決めたくない学生もいます。SATの各試験には、通常登録の締切日と遅滞登録の締切日があります。通常の締め切りは試験日のおよそ4週間前、遅刻の締め切りは試験日のおよそ2週間前です。遅延登録には追加料金がかかるので(SATの料金免除を利用している場合を除く)、料金を避けるためにできるだけ早く登録することをお勧めします。また、登録が遅くなればなるほど、試験会場や試験日の選択肢が少なくなります。
〇SATの試験日または試験会場の変更
登録後にSATの試験日や試験会場について気が変わった場合は、変更することができます(変更料がかかります)。登録日を変更すると、テストセンターの変更も必要になる場合があり、テストセンターを変更すると、日程の変更も必要になる場合があります。
〇SATスクールデイ
多くの州、地区、学校がSAT School Dayに参加しており、10月、3月、4月のいずれかの日に、学校の授業時間内に学校でテストを受けることができます。あなたの学校がSATを実施する予定があるかどうか、カウンセラーに尋ねてみましょう。
すでにSATを土曜日に受験したことがある場合は、SAT School Dayに再受験することができます。SAT School Dayに受験する場合でも、全国的な土曜日の試験日に2回目の受験をすることができます。
このように、SATを受験することは重要な決断であり、ある程度の計画が必要です。SATの受験を決定するために必要な情報を得た今、あなたにとって最適な試験日を選び、席を確保しましょう。
出典:CollegeBoard,”When should you take the SAT?”
https://blog.collegeboard.org/when-should-you-take-the-sat
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