こんにちは。JNLL受付からお送りします。
朝晩が寒くなってきて、秋を感じることも多くなってきました。皆様季節の変わり目は体調に気を付けてくださいね。
今週は大学院出願のお話です。
大学院受験のために出願する際、志望理由書(statement of purpose, SOP)を提出する必要があるでしょう。大学受験の際に提出する形式はよく知られているかもしれませんが、志望理由書はそれらと同じ部分と、異なる重要な部分があることを知っておいてください。
志望理由書は、あなたが追求している分野での具体的な目標に焦点を当てて書く一方で、今日のあなたを作ってきたあなたの経験を反映させた内容を求められます。選んだ分野における過去の実験を基に書いた志望理由書でも、過去ではなく未来に向かった内容を求めることになるでしょう。この道を選んだ理由と、その大学院が自分にふさわしいと感じた理由を説明しなければなりません。
志望理由書に書くこと
・なぜこのプログラムに入学したいと思ったのか
・具体的な短期目標と長期目標
・この大学院やプログラムがあなたの研究や目標の役にどう立つのか
・あなたの目標達成を助けるこの大学院の教員や講座についての詳細
・あなたが進む分野を選んだ理由を説明する過去の経験(これは主な焦点ではありません)
志望理由書に書かなくてよいこと
・あなたの経歴のような関係のない話の概要
・お決まり文句(例えば「私は小さい頃から医者になるのが夢でした」)
・過去に焦点を当てすぎること。(覚えておいてください。志望理由書はあなたがどんな方向に進もうとしているかについて書くもので、今までどこを向いていたかではありません)
・その分野に長けていることを示すジョーク(しかし実際には知識の欠如を目立たせ、面白いことを伝えるのを難しくします)
・入試担当者が聞きたいような逸話(しかし担当者は何年も何百回もそのような話を聞いているでしょう)
何よりも、志望理由書を書くときは自分自身のことを書きましょう。入試担当者はこの書類から、どのような人物であるのか、目標はなんなのか、大学院になにをもたらしてくれるのかをみています。
記事:Peterson’s. Victoria. Graduate School Statement of Purpose.
<https://www.petersons.com/blog/graduate-school-statement-of-purpose/>
(更新)JN Language Lab-H