留学インタビュー (14) Pine Manor College
皆さんこんにちは。JN Language Labです。
今回ご紹介する当校の卒業生は、前回ご紹介した絵画作品を制作したA.S.さんです。
現在、Pine Manor Collegeに在籍しており、美術と一般教養科目を学んでいます。
Pine Manor Collegeはボストン郊外のブルックライン(Brookline)に位置するリベラルアーツカレッジです。学生数は313名(うち85%が女子)という小規模な学校で、クラスの9割弱が20名以下の少人数制なのが特徴です。生物学、教育学、経営学、心理学、美術の教育に力を入れています。
A.S.さんはアメリカのボーディングスクール出身で、2015年の時点でアメリカ在住歴5年目と、比較的長い期間アメリカに滞在しています。
今回は、そんな彼女の大学生活について色々伺いました。
【インタビュー(14) -A.S.さん/Pine Manor College】(取材は2015年)
Q1. キャンパスについて教えてください。
ボストン郊外に位置する静かなキャンパスタウンに住んでいます。空がきれいで、空気も澄んでいます。冬はとても寒く、4月でも雪が降ることがありますが、総じてここでの暮らしは好きです。キャンパスが郊外にあるということもあり、他大学の学生との交流はほとんどありません。
Q2. どのような学生がいますか?
パインマナーカレッジには様々な生徒がいます。カレッジスポーツ(特にバスケットボール)が強く、そのせいか黒人の学生が比較的多いです。私は3人いる日本人やアジア系の友人と仲良くしています。もちろん人種を超えた交流もあり、アメリカの多様性を日々実感しています。
Q3. 寮生活はどうですか?
黒人の入寮者が多く、特に週末はにぎやかな雰囲気になります。食事は自炊していますが、大学にはカフェテリアも有ります。
Q4. 現在の専攻・授業について教えてください。
専攻は美術で、前学期は美術1クラス、一般教養科目を3クラス履修しました。学校側は自分の履修についての希望を考慮してくれるので助かります。GPAが3.25/4.00以上だと次学期にもう1クラス履修することができるので、良い成績をとるモチベーションになります。
Q5. 英語についてはいかがですか?
アメリカの高校に通っていたので、オーラルコミュニケーションは問題ないです。授業・教授によってはWritingが大変です。ReadingとWritingは入学前にもっと勉強するべきだったなと思います。
Q6. 今後の進路について、今はどう考えていますか?
今後専攻の美術に特化するか、英語を強化するかで迷っています。昔から絵が好きなので、将来は子どもに絵を教える仕事をしたいです。
A.S.さんは当校で大変長い間、英語の勉強に励んでいらっしゃいました。努力が実り、晴れて大学生になったA.S.さんへのインタビューを通して印象的だったことは、大学に入ってから自分の将来について考える機会が増えるということです。
志望校に合格することを目標・励みに、生徒の皆さんは日々勉強していらっしゃいます。しかし、大学入学はゴールではなく新たなスタート地点です。大学生になることは目標達成の瞬間であるとともに、新たな出会いや環境の変化による刺激を通して、多くのをことを考える時期になるでしょう。
A.S.さんは、ずっと絵が好きで芸術の道に進まれることが夢でした。しかし進学してからは、授業や友達との交流など、様々な新しい経験を通して自分の将来について考えることが多くなったそうです。
様々な経験ができ、たくさんのチャンスがあるからこそ、ご自身の未来について悩むこともあるかもしれません。しかし、大学は自分と向き合い将来について考えることのできる良い機会です。困難にぶつかり思い悩んでもそこから得るものがきっとあります。
好きなことをめいっぱい勉強しながら、将来に向かって着々と歩みを進めているA.S.さん。一期一会の出会いと経験を自分の糧に、高いモチベーションを持って大学生活を楽しんでいる様子が伝わってきました。どんな時も全力で、後悔のないようにがんばってくださいね!
さて、進学を目指す大切な時期の皆さんに、当校がご提供できるのは英語のスキルアップです。アメリカに5年間住んでいらっしゃるA.S.さんも、大学に入ってから特にReadingとWritingが難しいと感じたそうです。海外進学を目指している方も、すでに進学がお決まりの方も、日本にいる間に準備できることのひとつとして、これからも当校での授業や自習室をご活用ください。
今回は、未来のアーティスト、A.S.さんのインタビューをお届けしました。
次回の留学インタビューも、どうぞお楽しみに!
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