英検®の高得点取得方法

英検 高得点取得方法

国内で最も有名な英語能力検定である、実用英語技能検定。

今回は、英検で高得点を狙う方法をご紹介します。

英語学習サービス


まず初めに活用したいのが、英検を実施している日本英語検定協会が提供している英語学習サービス、スタディギア for EIKENです。このサービスは、英検2級~5級の受験者に向けた教材で、英語の基礎から英検に特化した練習まで幅広く行うことができます。何級を受験すればよいかのレベルチェックも行うことができるため、最初に力試しをしてみると目標が立てやすいでしょう。英検を受験する際にアカウントを登録すれば無料で使うことができます。

各技能別の勉強方法


すべての技能に共通する勉強方法は、

・CDなども用いて、単語の意味と発音を合わせてコツコツ覚えること

・練習問題で間違えた問題は、必ず見直しと復習をすること

・過去問を本番にきるだけ近い環境で解いて、問題形式になれること

です。語彙をできるだけ多く、正確に覚えることは、4技能すべてにおいて役に立ちます。リスニング、スピーキングでも生かせるよう、発音も忘れずに覚えましょう。

また、練習問題の復習は、たとえ本番で完全に同じ問題が出題されることはなくても、自分がどんな問題で間違いやすいのか、文法や単語のどこがわかっていないのかを把握することができます。自分の傾向を知り、本番で同じようなミスをすることがないように、見直しと復習を欠かさず行いましょう。

本番では周りをほかの受験者に囲まれ、静かな試験室内で受験するため、緊張してしまうことがあります。また、問題を解く時間配分を考えておかないと時間切れになってしまうことも考えられます。普段から時間を測り、集中して問題を解く習慣を身につけておけば、試験当日も自分のペースを乱されずにすむでしょう。

<Reading>

文法問題や空所補充、長文読解を解くにあたって、単語のほかに普段から取り組んでおくとよいのが、「多読」するということです。特に準1級や1級では環境問題、政治などの知識があると回答しやすくなる問題が出題されるため、英字新聞や英語のニュースを読むとよいでしょう。ほかにも自分が好きな分野の本を持ち歩き、空いた時間に読み進めれば、内容を楽しむと同時に慣用表現や文法事項を自然な英語の中で学ぶことができます。何より、英語を読むことに慣れていればいるほど問題の理解力、解くスピードを上げていくことができるでしょう。もし意味がよく理解できなかった箇所があれば、印をつけておき、一通り読んだ後で単語や文法を確認することが重要です。

<Writing>

各級により求められるエッセイの長さや問題の難易度は異なりますが、評価基準の観点は共通する以下の4点となります。

・提示された課題に対応した内容の意見、理由が書けているか?

・接続詞などを用いてわかりやすく意見と理由が構成されているか?

・同じ表現を避け、文脈にあった語彙、表現を使用しているか?

・同じ構造の文を繰り返さず、幅広い文法事項を使用した文を書けているか?

まずはこれらの点を頭において問題を解答することが、高得点を狙う上で効果的だといえます。

そのうえで、日常的にニュースなどに対する賛成か反対かやその理由を3つ書き出してみたり、その内容を以下の構成で書く練習をしてみましょう。

☆基本のテンプレート

・Introduction(賛成・反対の表明)

・Body (意見と内容) × 3

・Conclusion (意見と内容のまとめ、言い換え)

<Listening>

このセクションで聞き取る問題の内容は、会話文や、説明、アナウンス、インタビューと様々な形式になっています。個々の形式に対応する力を伸ばしながら、基本のリスニング力を上げていくとよいでしょう。

ボキャブラリーを口に出して覚えてスペルと発音を同時に身に着けることに加えて、練習問題を解いて問題形式になれることが重要です。また、基本単語が身についたと感じたら、一度解いた問題の音声を使ってシャドーイングをすると、自分が聞き取れている部分、聞き取れていない部分を特定することができます。聞き取れていない箇所がわかったら、なぜ聞き取れなかったのかを分析して日々の英語学習に生かしましょう。具体的には、単純に単語や文構造がわからなかったのなら、使う単語帳や文法の参考書のレベルを上げてみる、単語同士がつながってしまっていて聞き取れなかったのなら、音声の通り発音してみて自分の中で文字と音声が一致するまで練習する、ということが挙げられます。

問題を解くときのコツとして、先に問題文と解答の選択肢に目を通しておく、ということも得点アップにつながるといわれています。しかし、英語を読む速度がまだあまり早くない状態だと十分に読む前に音声が流れてきてしまったり、選択肢の問題文に惑わされて内容を誤解してしまったりすることが考えられます。慣れないうちは、問題文だけ読むことに専念し、慣れてきたら選択肢にも目を通すようにするとよいでしょう。

<Speaking>

スピーキングも各級により質問される内容は異なりますが、大まかに分けると以下のような問題が出題されます。

・渡された英文を音読とその文章に関する問題

・面接官に渡されたイラストに関する問題

・受験者について、または受験者の意見を述べる問題

いずれの問題でも、発音語彙力文法や語法と、解答した内容、そして受験者の態度や姿勢によって総合的に採点されます。まずは他の3技能と同様に単語力と基本的な文法の知識を身に着け、それから英語で聞かれたことに対し英語で答えることに慣れるように練習を重ねましょう。英語をその場で瞬時に聞き取り理解すること、意見を考え説明することが求められるため、他の3技能の基礎をしっかりと固めることが重要です。

また、リスニングの練習でも挙げたシャドーイングや、リーディングで解答した問題文を音読することで、英文を声に出すことに慣れるとよいでしょう。その際、友達や親、先生に聞いてもらい、不自然ではないかを確認してもらうと同時に、人前で読む練習をするのもよいでしょう。面接官との短い日常会話もする場合があるため、息抜きに洋画や海外ドラマなどで自然な会話の雰囲気を知るのもよいかもしれません。

※受験すると決めたら、必ず公式ホームページにて最新情報を確認してください。↓

https://www.eiken.or.jp/eiken/

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