英検®の受験方法とスコアの利用方法

英検 受験方法 スコアの利用方法

国内で最も有名な英語能力検定である、実用英語技能検定。

今回は英検の受験方法、スコアの利用方法をご紹介します。

申し込みから受験、スコアの受け取り


<申し込み方法>

英検の受験を申し込むには、オンライン特約書店コンビニエンスストアでの3通りの方法があります。

・オンラインで申し込み

日本英語検定協会の公式ホームページから申し込みができます。その際、申し込むための英検IDをすでに取得しているかや、英語学習サービスを利用したいかどうかにより、いくつかの方法があります。

・英ナビを利用する

英ナビは日本英語検定協会が運営しているオンライン英語学習サービスを提供するウェブサイトで、受験の申し込みだけでなく、試験結果の確認、過去1年分の合否の確認、自分はどの級を目指せばよいかの簡単な測定などを行うことができます。

申し込みまでの手順は、まず英検ナビIDを取得しその後英検IDを取得して(もしくはすでに持っている英検IDを連携させ)申し込み手続きを開始します。

・英検クイック申し込みを使用する

この方法はIDの取得が必要なく、申し込み画面で受験したい回次、受験を希望する地域、受験する級と、受験者の個人情報を入力し、受験料の支払いが済むと申し込みが完了します。

・英検IDをすでに持っている

以前英検を受験したときに使用した英検IDで公式ホームページにログインし、申し込みをしましょう。

・特約書店で申し込み

全国におよそ4,200店舗ある特約書店で願書を取得し、検定料をレジで支払いましょう。その時に受け取る書店払込証書、記入が済んだ願書を専用の封筒に入れ、協会に郵送してください。

・コンビニエンスストアで申し込み

ローソン、ミニストップ、ファミリーマートにある各情報端末機か、セブンイレブンにあるマルチコピー機から24時間申し込みができます。いずれも端末で申し込みをした後、30分以内にレジで支払いをしなければ申し込み手続きは完了しないため、注意が必要です。

<受験>

申し込みが完了すると、試験日の1週間前までに一次受験票が郵送されます。特に1級~3級を受験する方は証明写真(縦3cm×横2.4cm)を受験票に忘れずに貼付しましょう。

一次試験の当日は、以下のものを持参してください。

・本人確認票

・一次受験票

・身分証明書

・HBの鉛筆またはシャープペンシル

・消しゴム

・腕時計

一次試験の結果は、二次試験がある場合、二次試験日の1週間前までに郵送されます。1級~3級の受験者の中で一次試験に合格した方には、一次試験の個人成績表に加えて二次受験票が届きます。

二次試験当日は、受験票の注意や持ち物などをよく確認し、指定された時間に余裕をもって到着するよう心がけましょう。二次試験の結果は、試験日から約3週間以内に郵送されます。合格者には個人成績表に加えて合格証書と和文・英文それぞれの合格証明書が届きます。

日本以外でも、イギリスではロンドン、アメリカではニューヨークロサンゼルスホノルルの合計4か所で開催されているため、海外に滞在している方でも受験するチャンスがあります。

<英検CBT(Computer Based Testing)>

2018年8月からは、新たにコンピュータ形式で行われる英検CBTの実施が開始されました。このテストは、従来一次、二次と分けていた4技能を一日ですべて受験するものです。実施されているのは2級準2級3級の3つで、全国16都道府県(北海道、青森、宮城、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、石川、愛知、京都、大阪、兵庫、広島、福島、沖縄)で開催されています。

通常の英検は年3回のみの実施であるのに対し、英検CBTは毎月1回、日曜日に開催されているため、受験の機会が大幅に増加しました。1年間の受験回数の上限は、英検3回、英検CBT3回の計6回となっています。

公式ホームページから申し込みができ、受験料はクレジットカード、コンビニエンスストア(ローソン・ミニストップ・セイコーマート・ファミリーマート)、または郵便局ATM(Pay-easy)から支払うことができます。

スコアの利用方法


<合否結果・成績表>

合否や成績表などは、郵送されるより前に日本英語検定協会のホームページから閲覧することができます。まず一次試験の解答速報が通常の場合試験日の翌日に発表され、その2週間後に一次試験の合否と成績表が閲覧できるようになります。二次試験の合否と成績表は、試験日の通常9日後に閲覧が開始されます。

※閲覧開始時間は受験した級により異なるため、ご確認ください。

※これらの日程は協会の都合により変更になる場合があります。

<成績表のスコア>

英検の試験結果は合否のほかに、「CSEスコア」という得点が掲載されます。これはすべての級に共通する尺度であり、違う級を受けても自分の成長がわかりやすいという特徴があります。また、併記される「英検バンド」という表示により、受験した級やその一つ上の級の合格ラインに対して自分があとどれだけ距離があるか、もしくはどれほど達しているのかも明確に知ることができます。

各級の合格スコアは固定されており、また技能ごとに均等に配分されています。同じ正答数であっても受験する回次によりスコアが異なるため、受験者自身でスコアを算出することはできません。CSEスコアが施行される前の2005年度から2015年度までに受験した成績のスコアが知りたい場合は、公式ホームページの以下のページで素点と回次を入力し確認することができます。(https://uketuke.eiken.or.jp/step/jsp/loginservice/L1J001)

また、このスコアはヨーロッパ言語共通標準参照枠「CEFR」にも対応しているため、留学を考える際や、ほかの英語能力試験を受験する際の目標を決める参考にすることもできます。

<英検を利用できる入学試験や留学>

英検で合格した級の証明書を利用して、日本の中学・高校・大学の入学試験や、オーストラリア、アメリカへの高校・大学留学に英語能力証明書として利用することができます。詳しくは、下記の各リンクから情報をご確認ください。

日本の中学校
https://search.eiken.or.jp/qualification/?p=juniorhighschool

日本の高校
https://search.eiken.or.jp/qualification/?p=highschool

日本の大学
https://search.eiken.or.jp/qualification/?p=university

オーストラリア
https://www.eiken.or.jp/eiken/abroad/australia/03.html

アメリカ
https://uketuke.eiken.or.jp/step/jsp/loginservice/L1F005.jsp

※受験すると決めたら、必ず公式ホームページにて最新情報を確認してください。↓

https://www.eiken.or.jp/eiken/

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