JNLL代表のつぶやき(4)

早いもので、秋の匂いが風に香る9月となりました。
長い休みが明け、学生の皆様もまたそれぞれに頑張って日々を過ごしているかと思います。私がアメリカの大学に留学していた頃は、日本にも戻らず、カリフォルニアのロングビーチのレストランで 毎日ウエイターのアルバイトをしていました。今から30年以上前なので労働局もゆるく、週6日働いて3か月で6000ドルくらい貰っていたと思います。
アルバイトが休みの日は、アメリカ人の友人やガールフレンドとプールやビーチに行って遊んだり、テニスのトーナメントに出たりしていました。

夏休みが終わるころは(恐らく多くの学生さんがそうかもしれませんが!)憂鬱でした。
「また勉強かあ、今度の学期は単位取れるのかなあ、 卒業まで遠いなあ、勉強はつらいなあ」そんな感じだったのを思い出します。


夏のJNLLは忙しいので、5月末から8月末までは、日曜日も含めほとんど毎日JNLLに来ました。
多くの大人がそうなのかは分かりませんが、私は特にこれといって欲しいものもないし、夏だから旅行に行きたいという発想もわきません。
朝早く起きて、家の掃除をしてシャワーを浴び、自転車と電車でJNLLに来て、夜になったら帰ってシャワーを浴びて寝る、その繰り返しでした。
しかし、こうして健康で仕事をしてひと夏を乗り越えることが出来るのは、些細なことかもしれませんが、本当に幸せなことだと思います。


夏期講習を終えられた生徒様には、「なにかひとつでも毎日続けられることを持つこと」をお勧めします。
勉強でもいいし、運動でもいい、家事を手伝うことでもいいです。

私はいまから38年前に高校生になりました。
高校1年生になった春、なにか高校生活でやることはないかな、と考え、何の理由もなく、毎晩トレーニングをすることを決めました。腕立て伏せ100回、腹筋100回、スクワット250回を毎晩です。
自分でもおそらく三日坊主で終わると思っていました。
ところが、高1の英語の最初の授業で先生が「世の中のことはほとんど何の意味もない、 でも続けているとほとんどのことは意味が出てくる」と言ったのを聞いて、「そんなもんかあ」と、トレーニングは高校生活で一日も休まず、アメリカに行っても繰り返し続けました。もう随分前の話ですが、今の自分にはとても役に立っています。

若い時になにか継続してやったことは後々ものすごく自信になります。
皆さんも、自分で何か目標を決めて、来年の夏までに一年間、やり通してみてください。簡単にできることでいいのです。
毎日必ず継続すること、それがきっと自分の力になると思います。
そうしてひとまわりもふたまわりも成長した皆さんに、またお会いするのを楽しみにしています。

根岸 幸雄

(更新)JN Language Lab-K

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