進路指導は難しい?!|進路指導について高校の先生はどう感じているか、知っていますか?
こんにちは。JN Language Labです。
皆さん、今後の進路について悩んだことはありますか?
きっとあるでしょう。
誰だって、少なくとも1度は進路について考えた事があると思います。
私も学生の頃は日々悩んでおりました。
そんな時に助けになるのが、学校での進路指導ですが、
先生方はこの「進路指導」についてどのように考えているのでしょうか。
今日は
高校の先生が進路指導についてどの様に考えているか
に関する調査結果をお伝えします。
これは、2017年1月にリクルート進学総研で発表された調査結果です。
(2016年10月に全国の全日制高校の進学指導主事4807人への進学指導の困難度を調査し、1105人から回答を得たもの。(回収率23%))
結果、全体では、進路指導を
「非常に難しいと感じている」が30.4%、
「やや難しいと感じている」が61.5%
合計91.9%の先生が進路指導を「難しい」と感じている事が分かりました。
この調査は隔年で実施されていますが、前回の2014年度では、
「非常に難しいと感じている」が31.6%、
「やや難しいと感じている」が58.4%、
合わせると「難しい」が90%でした。
この2年間で1.9%、「困難」と感じている人が増えていることが分かります。
その前の2012年実施の際は「難しい」を合わせた結果が91.2%だったとい事を考えると、
指導の難しさは今に始まったものではないようですが、
2016年になっても決して楽にはならないという事の様です。
次に進路指導の難しさの要因(3つまで回答)を見てみると、
2016年全体では、
「入試の多様化」がトップで25.7%、
「教員が進路指導を行うための時間の不足」が2位で25.6%、
「進路選択・決定能力の不足」が3位で24.1%でした。
「入試の多様化」については、2014年(全体)の結果は4位(19.7%)、
2012年(全体)の結果は6位(17.5%)でしたので、
近年、特に「入試の多様化」が問題となってきている事が伺えます。
学生の多様性をきちんと評価出来る入試はとても素晴らしいものですが、現場の先生の頭を悩ませる結果となっていることも事実です。
(http://www.recruit-mp.co.jp/news/library/pdf/20170130_01.pdf)
JNLLでは大学留学等を応援するために、進路指導のサービスも行っております。
「入試の多様化」は「生徒の多様化」につながっています。
英語を活かした受験を考えていらっしゃる方には、実績も多いJNLLの進路指導を受けて頂くと安心です。
(更新)JN Language Lab-E