エビングハウスの忘却曲線とは?|暗記が苦手、すぐに忘れてしまう人へ!
こんにちは。JN Language Labです。
今日は社会人向けの勉強法を掲載しているサイトから、皆さんの勉強にも役立ちそうな情報をお伝えします。
「エビングハウスの忘却曲線」というものが紹介されていたのですが、皆さんはご存知でしょうか。
一度覚えた事は20分後には42%忘れ
てしまい、1時間後には56%忘れる。
翌日には74%忘れてしまい、1か月後には79%も忘れてしまう、
という実験結果があります。
この結果から分かった事は、
1、記憶は、覚えてすぐに半分近く忘れる。
2、残った記憶は、ゆっくり忘れていき長く保持される。
これより分かることは、人が記憶する為には、何度も繰り返し覚える作業をしなければいけない、ということだそうです。
記憶力の良さは生まれつきの場合もありますが、記憶に優れている人に話を聞くと、覚える為の工夫をしている人も多いのです。
ある社会人向けの勉強法のサイトでは、記憶を定着させる工夫として、
①声に出す
②手を動かして書く
③いつでもどこでも目につくようにする
を提案しています。
また、
①勉強した事を再度、その日に思い出す
②エビングハウスの忘却曲線に沿って勉強したことを思い出す
③エビングハウスの忘却曲線に沿ってリマインド機能を活用する
④意味のない暗記的勉強から背景のある勉強へ
⑤五感を組み合わせながら勉強をする
⑥人に教えるつもりで勉強する
という方法も挙げています。
確かに、人に教えると、教えた人の理解が深まる事も多いと思いますし、スマホの便利機能を活用してリマインド機能を導入するのも、今風で良いと思います。
エビングハウスの忘却曲線から分かる様に、人は
「記憶したものはすぐに忘れてしまう」
生き物です。
これを知っていれば、「すぐに忘れてしまう」と一々、がっかりしないで済みそうですね。
忘れやすいからこそ、工夫して、忘れない方法を考えていきましょう。
http://re-sta.jp/study-method-of-working-people-621
(更新)JN Language Lab-E