夢を育てる

こんにちは。JN Language Labです。

今日は「夢」について、興味深い意見をお届けします。

法政大学教授の児美川孝一郎氏は、「夢とキャリア教育」(視点・論点:全文はリンク先へ)の中で、大人社会は、「夢は持ったほうがよい、いや、夢は持つべきだ」というメッセージを子どもや若者に与えているので、まだ夢が見つかっていない人は焦ってしまう、と指摘しています。児美川教授は、夢を持つことのマイナス点を紹介した後、「いろいろな選択肢に対してアンテナをはりながら、いつか『夢』や『やりたいこと』が見つかった時に困らないように、今の自分を磨いておくことが大切」だとアドバイスしています。

意外かもしれませんが、実はタモリさんと草なぎ剛さんは「夢」というものに対して否定派のようです。大学ジャーナリストの石渡嶺司氏が、タモリさんと草なぎさんの番組内トークを紹介 (全文はリンク先へ)していますので、一部、抜粋しますね。

>タモリ「向上心がある人は、今日が明日のためにある人。向上心がない人は、今日が今日のためにある人。向上心=邪念ってことだよね」

>タモリ「夢があるようじゃ人間終わりだね」

>草なぎ「夢ってなんなのとは思う。夢に向かって頑張ってるなら、夢がかなっちゃったらどうするのって話」

>タモリ「夢が達成されるまでの期間は、まったく意味のないつまらない世界になる。それが向上心のある人の、悲劇的な生き方なの」

(5月10日放送、フジテレビ系列の「ヨルタモリ」での会話より)

石渡嶺司氏によると、「夢」否定型のタモリさんは、「キャリアアダプタビリティ」の考えを持っている様です。「『キャリアアダプタビリティ』とは、変化に適応して進路を決めていくというものです。なお、受動的に決めていく、と誤解されがちですが、決してそれだけではありません」。

前述の児美川教授は、「夢は育てていくもの」という表現をしています。「実現できなかったり、挫折をしたりしても、次への転換や発展ができればよい」そうです。

JNLLに通う学生さんの多くは、留学をされている方や、留学を希望している方で、それぞれが非常に高い目標を持っています。それは素晴らしいことですが、海外で様々な経験をしていくうちに、当初とは違う夢が見つかったり、なかなか希望通りに物事が進まなかったりするかもしれません。
そんな時は、「夢は育てていくもの」というゆるやかで柔軟な視点があると良いかもしれません。

イチロー選手の様に、小さな時から夢を持っていて、それを追い続けるのも一つの方法ですが、「これから育てていく」のも面白い生き方だと思います。

自分にとっての「夢」とはなんなのか。上記でご紹介したリンク先の記事を参考にしながら、皆さんも是非、時間をかけて考えてみてください。

(更新)JN Language Lab-K

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