【アメリカ大学】徹底比較:カリフォルニア大学とカリフォルニア州立大学
はじめに
UCとCSUは字面は似ていても、同じものではありません。カリフォルニア大学(University of California)とカリフォルニア州立大学(California State University)は、カリフォルニア州を拠点とする評価の高い2つの公立大学システムです。しかし、UCとCSUの違いは何でしょうか?UCとCSUはどのように違い、どのように似ているのでしょうか?
カリフォルニア州立大学とカリフォルニア大学について包括的に比較し、これらの違いと共通点が大学選択にとって何を意味するのかについて説明します。まず、UCとCSUが実際にどのような学校なのか、UCシステムから見てみましょう。
カリフォルニア大学(UC)とは?
カリフォルニア大学(University of California)は、カリフォルニア州にある名門の公立研究大学群です。1869年に設立されたカリフォルニア大学は、現在28万人以上の学生と22万7千人の教職員を抱えるまでに成長しました。
10のキャンパスがあり、そのうち9つのキャンパスでは学部と大学院の両方の教育が行われています。
- カリフォルニア大学バークレー校(UCバークレー)
- カリフォルニア大学デイビス校(UCデイビス)
- カリフォルニア大学アーバイン校(UCアーバイン)
- カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)
- カリフォルニア大学マーセッド校(UCマーセッド)
- カリフォルニア大学リバーサイド校(UCリバーサイド)
- カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCサンディエゴ)
- カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCサンフランシスコ) ※大学院のみ
- カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCサンタバーバラ)
- カリフォルニア大学サンタクルーズ校(UCサンタクルーズ)
UCにおいてそれぞれの学校は大規模校で、通常2万人以上の学部生が在籍しています。UCLAの学部生は32,119人とUCの中で最も多く、UCマーセッドは約8,000人と最も少なくなっています(2005年に開校し、UCの中で最も新しい学校でもあります)。
UCシステム全体では、160の学問分野と800の学位プログラムを提供しています。
UCの学校は高く評価され、トップランクです。入学競争率は非常に高く、最も優れた公立大学の中に位置づけられると見なされています。
カリフォルニア州立大学(CSU)とは?
カリフォルニア州立大学(California State University)は、カリフォルニア州に本部を置く公立大学群です。公立の4年制大学としては全米最大規模を誇ります。
CSU校はUC校ほど競争力は高くないものの、カリフォルニア州の住民に質の高い学問を良心的な学費で提供しているため、かなり人気があります。
CSUは1972年に正式に設立され、23校すべてに学部も設置されています:
- CSUベーカーズフィールド
- CSUチャンネル・アイランド
- CSUチコ
- CSUドミンゲス・ヒルズ
- CSUイーストベイ
- CSUフレズノ
- CSUフラートン
- ハンボルト州立大学
- CSUロングビーチ
- CSUロサンゼルス
- カリフォルニア海事大学
- CSUモントレーベイ
- CSUノースリッジ
- カリフォルニア州立工科大学ポモナ校(Cal Polyポモナ)
- CSUサクラメント
- CSUサンバーナーディーノ
- サンディエゴ州立大学
- サンフランシスコ州立大学
- サンノゼ州立大学
- カリフォルニア州立工科大学サンルイスオビスポ校(Cal Polyサンルイスオビスポ)
- CSUサンマルコス
- ソノマ州立大学
- CSUスタニスラウス
合計で約477,000人の学生がCSUに通い、56,000人の教職員が働いています。
CSUの各校の学部生在籍数は、非常に幅があります。CSUフラートンの学部生は約35,401人と最も多く、一方、Cal Maritimeの学部生は900人強と最も少なくなっています。
さらにCSUは、非正規生や通学生の割合が高く、マイノリティや低所得の学生を対象としていることでも知られており、驚くほど多様な学生が在籍しています。
研究や学術出版に重点を置くUC校とは異なり、CSUは学生が大学を卒業してすぐに良い仕事に就けるよう、専門的で実践的なスキルを身につけることに重点を置いています。
UCとCSU: 完全比較
下記Cal stateとUCの対照比較で、2つの大学群の何が似ていて何が違うのかを見てみましょう:
|
カリフォルニア大学 |
カリフォルニア州立大学 |
愛称 |
UC |
CSU、Cal state |
所在地 |
カリフォルニア州北部と南部の大都市が中心 |
カリフォルニア州内の大小の都市が混在 |
公立か私立か |
公立 |
公立 |
総学生数 |
294,662 |
477,466 |
キャンパス数 |
9+大学院1校 |
23 |
学士プログラム数 |
~900 |
~2,700 |
USニュースランキング |
最高:UCバークレー・UCLA同率20位(全米) 最低:UCマーセッド97位(全米) |
最高:Cal Polyサンルイスオビスポ2位(西地区) 最低:CSUイーストベイ331‐440位(全米) |
Niche Grande |
||
合格率 |
最高:87%(UCマーセッド) 最低:11%(UCLA) |
最高:97%(CSUフレズノ) 最低:33%(Cal Polyサンルイスオビスポ) |
6年間での卒業率 |
||
男女比 |
女性:53% 男性:45% 不明:<1% |
女性:58% 男性:42% ノンバイナリー:<1% |
エスニシティ内訳 |
アジア系:31.4% 太平洋諸島系アメリカ人:0.3% 白人:22.9% ヒスパニック/ラテン系:22.2% インターナショナル:15.4% アフリカ系アメリカ人:4.4% アメリカン・インディアン:0.5% 不明:2.9% |
ヒスパニック:45% 白人:22% アジア系アメリカ人:16% 留学生 5% 黒人/アフリカ系アメリカ人:4% バイレイシャル/マルチレイシャル:4% 不明:3% アメリカ・インディアン:<1% ネイティブ・ハワイアン/太平洋諸島系アメリカ人:<1% |
通学制かどうか |
NO(UCアーバインとUCリバーサイドを除く) |
YES(ほとんどのキャンパス) |
平均学費 |
州内:13,752ドル 州外:46,326ドル |
州内: 5,742ドル 州外: 23,364ドル |
全体的な評判 |
一流の学術、選抜、研究で知られる世界クラスの公立大学システム |
比較的手頃な学費と柔軟な授業内容で知られる、非常に大規模で質の高い公立大学システム |
ニックネーム
カリフォルニア大学システムはしばしば「UC」と略されるため、UCの学校は通常、カリフォルニア大学バークレー校やカリフォルニア大学アーバイン校ではなく、UCバークレーやUCアーバインと呼ばれます。
とはいえ、「UC」はシンシナティ大学を指すこともあるので、どのカリフォルニア大学のことを指しているのかを明確にするようにしましょう。
カリフォルニア州立大学のシステムは、通常 「CSU」または 「Cal State」と呼ばれます。例えば、カリフォルニア州立大学フラートン校は、CSUフラートン、またはCal stateフラートンと呼ばれます。
CSUは、コロラド州立大学、シカゴ州立大学、クリーブランド州立大学など、他の大学を指すこともあるので注意が必要です。
所在地
UCは10校(サンフランシスコ校は大学院のみ)、CSUは23校のキャンパスがあります。
UCの多くは、カリフォルニア州北部または南部の大都市に位置しています。
CSUはその点で少し異なっています。CSUの学校数はUCの学校数よりも多いため、CSUのシステムは州全体に広がっており、大都市だけでなく小さな都市にもキャンパスがあります。この利便性により、CSUはカリフォルニア州内の多くの人々にとってアクセスしやすくなっているのです。
大学の種類
カリフォルニア大学とカリフォルニア州立大学は、どちらもカリフォルニア州政府によって運営されている公立の州立大学です。公立大学と私立大学の違いについては、詳細ガイドをご参照ください。
規模
CSUは、学校数、学生数ともに、2つのシステムの中で圧倒的に大きいと言えます。UCには9つの学部があり、29万人以上の学生が在籍しているのに対し、CSUには23の学部があり、47万5千人以上の学生が在籍しています。
学部生数では、UCが294,662人であるのに対し、CSUは477,466人です。しかし、UCとCSUの各キャンパスごとの在籍者数は、大きく異なっています。
以下のグラフは、UCとCSUの各校の学部生総登録者数を、学部生数の多い順に示したものです。UC校は緑色でハイライトされています。
学校名 |
学部在籍者数 |
CSUフラートン |
40,087 |
CSUロングビーチ |
39,434 |
CSUノースリッジ |
38,551 |
サンディエゴ州立大学 |
35,732 |
サンノゼ州立大学 |
33,848 |
UCサンディエゴ |
33,343 |
UCLA |
32,112 |
UCバークレー |
31,814 |
UCデイビス |
31,657 |
CSUサクラメント |
31,573 |
UCアーバイン |
29,449 |
Cal Polyポモナ |
29,103 |
CSUロサンゼルス |
27,029 |
サンフランシスコ州立大学 |
26,620 |
Cal Stateフレズノ |
24,946 |
UCサンタバーバラ |
23,091 |
UCリバーサイド |
22,868 |
Cal Polyサンルイスオビスポ |
22,028 |
CSUサンバーナーディーノ |
19,182 |
UCサンタクルーズ |
17,864 |
CSUドミンゲス・ヒルズ |
16,916 |
CSUチコ |
15,421 |
CSUサンマルコス |
14,503 |
CSUイーストベイ |
13,499 |
CSUベーカーズフィールド |
10,624 |
CSUスタニスラウス |
10,028 |
UCマーセッド |
8,321 |
ソノマ州立大学 |
7,182 |
CSUモントレーベイ |
6,995 |
CSUチャンネル・アイランド |
6,437 |
ハンボルト州立大学 |
5,739 |
カリフォルニア海事大学 |
880 |
ご覧の通り、最も大規模な3校は以下の通りです。
- CSUフラートン
- CSUロングビーチ
- CSUノースリッジ
そして最も小規模な3校は以下のようになっています。
- CSUチャンネル・アイランド
- ハンボルト州立大学
- カリフォルニア海事大学
ほとんどのUC校は、学生数が20,000人から30,000人程度と非常に大規模です。
一方、CSU校は、CSUフラートン、CSUロングビーチ、サンディエゴ州立大学など、大規模校もあれば、小規模校もあり、中・中規模校(学生数約1万~2万人)も多いといえます。
学業
UCシステムには約900の学士号プログラムがあるのに対し、CSUシステムには2,700以上の学士号プログラムがあります。もちろん、それぞれのUCおよびCSU校で提供されているものはそれぞれ異なるので、検討中のUCおよび/またはCSU校でどのような専攻や副専攻が提供されているか、事前に確認しておきましょう。
UCの学校別専攻リストはこちら、CSUの学校別専攻リストはこちらで見ることができます。
ランキングと成績
UCシステムもCSUシステムも大学進学の堅実な選択肢ですが、全体的に見るとUC校の方がかなりランキング順位は高く、名門校です。
全てのUC校がUS Newsの全米大学ランキング上位100校にランクインしています。対して、ほとんどのCSU校は、US Newsの地域別大学ランキング西部地域リストでそれなりに上位にランクされている、といった位置づけです。
USニュースのランキングに加え、Nicheでの学生による評価はどうでしょうか。UC校とCSU校のNiche評点は、UC校での学生満足度は高い~非常に高い、CSU校の学生満足度は平均的~高い、であることを示しています。
UCの6校(UCLA、UCバークレー、UCアーバイン、UCサンディエゴ、UCデイビス、UCサンタバーバラ)はA/A+の評価を獲得しましたが、CSUの学校は獲得していません。CSU校の最高評価はCal Polyサンルイスオビスポ校のA-でした。
選抜性
全体的に見ると、UC校はCSU校よりもはるかに入学が難しいです。(トップランク校であるUCバークレーとUCLAは特に。)
言い換えれば、UC校の合格率はCSU校の合格率よりもはるかに低いことが多いのです。
以下では、UCとCSUの全校の合格率を、選抜が厳しい学校から順に最も激しくない学校までを一覧でまとめています。なお、区別を明確にするためUC校は緑色でハイライトされています。
学校名 |
合格率 |
11% |
|
15% |
|
29% |
|
29% |
|
33% |
|
34% |
|
38% |
|
47% |
|
49% |
|
59% |
|
59% |
|
61% |
|
66% |
|
73% |
|
73% |
|
79% |
|
82% |
|
84% |
|
85% |
|
85% |
|
87% |
|
90% |
|
91% |
|
91% |
|
91% |
|
93% |
|
93% |
|
93% |
|
94% |
|
94% |
|
94% |
|
97% |
ここにあるように、UC9校のうち6校は合格率が50%以下であり、少なくともある程度選抜性の高い学校です。対照的に、CSUの大半の学校は合格率が55%以上と、はるかに入学しやすいと言えます。
学生の属性
UC、CSUともに、自身を女性と答えた学生が男性と答えた学生より若干多いことがわかります。(不明またはノンバイナリーの学生も若干数います)
しかし、民族的属性は多少異なっています。UCでは、3大民族・人種グループは、アジア系/太平洋諸島系アメリカ人(31%)、白人(23%)、ヒスパニック系/ラテン系(22%)です。CSUでは、ヒスパニック系(45%)、非ヒスパニック系白人(22%)、アジア系アメリカ人(16%)と続きます。
どちらの大学システムも、多様性への努力は明らかではありますが、CSUは、ヒスパニック/ラテン系住民への対応において、少し際立っています。現在、23校中21校がヒスパニック系教育機関(HSIs)なのです。
UCシステムもまた、ヒスパニック系住民にサービスを提供するために大きく前進していると言えるでしょう。現在、UCの10校のうち5校がHSIとみなされています。
通学制の学校
UC校とCSU校の大きな違いの一つは、学部生の生活環境です。
ほとんどのUC校(UCリバーサイドとUCアーバインを除く)では、学部生はキャンパス内の大学寮に住むのが一般的です。しかし、ほとんどのCSU校では、学部生はキャンパスに通学し、大学寮に住むことは(提供されているとしても)通常ありません。
通学制のキャンパスには、両親と同居することで住居費を節約できる、年配の非正規生に配慮した柔軟な授業オプションがあるなど、いくつかの利点があります。
一方で、大学に通学することの短所には次のようなものがあります。
- 友人を作ったり、社交活動に参加したりすることが難しくなる。
- カリフォルニアの大都市では特に、悪夢のような渋滞が起こる。
- 毎日授業前に駐車場探しに奔走しなければならない。
通学キャンパスについてもっと知りたい方は、詳細ガイドをお読みください。
学費
UCもCSUも公立大学であるため、授業料や手数料は、最終的にカリフォルニア州居住者かどうかによって異なります。州内授業料は、毎年CSUで5,742ドル、UCで13,752ドルです。見ての通り、CSUの方がUCよりはるかに安く、実際約8,000ドルも安いのです。
州外からの学費となると、この数字は劇的に跳ね上がります。UCでは、州外の学生は州内の学生の3倍以上の46,326ドルを支払わなければなりません。それに対して、CSUでは州外の学生に向けては、セメスター単位(1人396ドル)またはクォーター単位(1人264ドル)で授業料が異なります。
UCとCSUどちらの大学に出願すべきか?
カリフォルニア州立大学とカリフォルニア大学では、どちらに出願すべきでしょうか?ここでは、あなたの決断に役立つ4つのヒントを紹介します。
#1:規模と環境について考える
多くの学生にとって重要な2つの要素は、学校の規模と全体的な立地です。
UCの場合、学部生が20,000人~40,000人 と大規模な学校が多いのに対し、CSUの場合は1,000人 から40,000人までとかなり幅があります。
より小規模で親密な学生同士のつながりの在り方に興味があるのなら、UC校を検討する前に、まずCSU校を検討しましょう。もっと賑やかな環境をお望みなら、UCのほぼ全校(UCマーセドを除く)とCSUの約半分の学校はそれに当てはまるでしょう。
立地に関しては、UCもCSUもキャンパスによって大きく異なります。しかし、UC校は主に大都市を拠点としているのに対し、CSU校は大都市だけでなく小都市にもあることを覚えておくとよいでしょう。
通学を考えている場合は、大都市ほど交通に問題があるということは頭に入れておきましょう。
#2:自分の学問的興味を把握する
もう1つ考慮すべき点は、あなたの学問的興味と、 (もし分かっていれば)何を専攻したいかです。
UCとCSUの全ての学校が同じ専攻や副専攻を提供しているわけではないので、各校がどのようなプログラムを提供しているか、興味のある専攻があるかどうかを調べる必要があります。UCの専攻一覧とCSUの専攻一覧のリストを使って調べてみましょう。
例えば、CSUの数校がアパレル/ファッション・マーチャンダイジング&マネジメントの専攻を提供していますが、UCの学校には同等の学部課程を提供しているところはありません。
また、あなたの専攻分野がUCとCSUのどちらで評判が良いかを考慮するのも良いでしょう。例えば、UCバークレーとUCLAには一流の工学プログラムがあるので、工学を専攻するのであれば、それらの学校を優先した方がよいでしょう。
#3:費用と学資援助について考える
UCとCSUでは、毎年請求される授業料や諸費用が大きく異なるため、自分の負担額を十分に確認しておきましょう。UCではなくCSUに進学した方が明らかに学費は安く済みますが、学費の安さのために学問の質や全体的な名声を犠牲にすることになりかねません。
また、学資援助パッケージの可能性も覚えておきましょう。UCは学費が高いにもかかわらず、UCにおいてカリフォルニア州の学部生の55%が授業料を一切払っていません。CSUには、お金を節約できるよう、メリットベースの奨学金がたくさんあります。
UC、CSU、またはこの2校のどちらも出願するなど、いずれにしても、外部の奨学金制度にも目を向けるのが賢明でしょう。
#4:あなたの学業プロフィールを入学者と比べる
最後に、自分の学力プロフィール、つまりGPAやアドバアンスドコースの履修状況を考慮し、UCやCSUの実際の合格者のものと比較する必要があります。そうすることで、安全校、目標校、挑戦校をバランスよく含む理想的な大学リストを作ることができます。
例えば、あなたのGPAが特定のUCやCSUの入学者と同程度であれば、その大学は目標校と考えることができます。
あなたのGPAとスコアが高ければ、その学校は合格する可能性が高く、安全校と言えます。
最後に、あなたのGPAとテストスコアが特定のUCまたはCSU校の平均値より大幅に低い場合、その大学は挑戦校とみなされ、現在の学力で合格する可能性が低いと言えます。(もちろんそれでも合格の可能性はあります。)
結論:UCとCSUの違いとは?
では、UCとCSUについて、この2つの大学システムは実際どのように違うのでしょうか?
まず、カリフォルニア大学は、世界トップクラスの研究と非常に優秀な教授陣で知られる、非常に有名な公立大学システムです。一方、アメリカ最大の4年制公立大学であるカリフォルニア州立大学は、主に質の高い学問と手頃な学費で知られています。
以下は、この2つの大学システムのその他の主な違いです。
- 規模: UCは大学院1校を含む10校、CSUは23校;在籍学生数では、CSUの方がUCより20万人ほど多く、学部在籍者数の幅も広い。
- 学位プログラム: UCの学士プログラムは約900、CSUは2,700以上。
- ランキング: UCの全校が極めて上位にランクされているのに対し、CSUの学校は一般的に上位にランクされているが、トップクラスではない。
- 選抜性: UC校は一般的にCSU校より入学が難しく、CSUの合格率は35%から100%まで幅がある。
- 学費: CSUは、特に州外の学生の場合、UCよりはるかに安い。しかし、UCは、これらの費用を相殺することができる多くの学資援助を行っている。
最終的に自分に合った大学を見つけるには、それがUC校であろうとCSU校であろうと、あるいは全く別の大学であろうと、以下の4つの要素を考慮する必要があります:
- 規模と環境
- あなたの学問的関心
- 費用と学資援助
- あなたの学業成績と入学者の成績との比較
以上、UCとCSUの出願を頑張ってください!
出典:
「中学生・高校生対象:米国大学進学対策 個別相談(一部国内大学国際系大学も含む)」
進学までの準備、レベル、必要な要素、試験、面接対策などについて1時間でご説明します。
【実施方法】ご来校(対面)・オンラインどちらでも可。
【対象】当校で受講検討の中学生・高校生またはその保護者様。
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