TOEFL試験とは?

TOEFLとはどんな試験?

https://www.cieej.or.jp/toefl/

 

TOEFL® テスト(Test of English as a Foreign Language)は、1964年に英語を母語としない人々の英語コミュニケーション能力を測るテストとして、米国非営利教育団体であるEducational Testing Service(ETS)により開発されました。大学のキャンパスや教室といった実生活でのコミュニケーションに必要な、「読む」「聞く」「話す」「書く」の4つの技能を総合的に測定します。

TOEFL® テストは、現在以下の3種類があります。(ITPとの違い)◆

種類 TOEFL iBT® テスト
Internet Based Testing
インターネット版TOEFLテスト
TOEFL®PBT テスト
Paper Based Testing
ペーパー版TOEFLテスト
TOEFL ITP® テスト
Institutional Testing Program
団体向けTOEFLテストプログラム
形式 コンピュータによる受験
現在の日本における公式TOEFLテスト
マークシート形式での受験。TOEFL iBTテストが実施されていない国、地域で実施されている公式TOEFLテスト TOEFLテストの団体向けプログラム TOEFL PBTテストと同じマークシート形式での受験
内容 Reading, Listening, Speaking, Writingの 4セクション Listening, Structure, Readingの 3セクション +Writing TOEFL PBTテストと同じListening, Structure, Readingの3セクション
スコア スコアは0~120で表示 スコアは310~677で表示。Writingはトータルスコアと別に1~6で表示 スコアはTOEFL PBTテストと同様に310~677で表示

*日本ではTOEFL PBTテストは2007年11月以降未実施
*各TOEFLテストのスコアは相関関係があります(例:TOEFL iBT 61=TOEFL PBT 500=TOEFL ITP 500)スコア換算表は、TOEFL® テストとの相関を参照。

 

 

  • TOEFL iBT® テスト

TOEFL iBT® テストは2005年9月に米国で導入され、日本では2006年7月から運用が開始されました。アカデミックテストとして、コミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に、かつ高い精度・公平性をもって測定されます。さらに、各スキルを組み合わせて、課題を遂行する能力を評価するなどどれだけ英語を「知っているか」ではなく、「使えるか」に焦点をあてています。

※大学入学レベルのTOEFLテストには、TOEFL iBT® テスト(TOEFL Internet-based Test)と改訂版TOEFL® ペーパー版テスト(The revised TOEFL® Paper-delivered Test)*があります。日本ではTOEFL iBTテストが実施されています。
TOEFL iBTテストについてはこちら

* 2017年10月以降、インターネットが使用できない地域限定で、TOEFL® PBTテスト(TOEFL Paper-based Test)に代わり改訂版TOEFLペーパー版テストが実施されています。

  • TOEFL iBT® テストの特徴
  • テストセンターにて全セクションコンピュータ上で受験
  • テスト所要時間は4-4.5時間
  • 全セクションでメモをとること(Note-taking)が可能
  • Speakingセクションでは、マイクに向かって話し、音声が録音される
  • 同時に複数の技能を測定する問題(Integrated Task)が出題される
  • スコアは点数に加え、「スコアの持つ意味」の解説 (Performance Descriptor)も示される

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  • TOEFL iBT® テストの構成・問題数・時間配分・スコア

TOEFL iBT® テストは、英語をどれだけ「知っている」かではなく、「使える」かに焦点をあて、より実生活に即したコミュニケーション能力を測定するテストです。

セクション 内容 スコア スコアレベル*
Reading
60-80分
アカデミックな長文読解問題で構成
■問題数:3-4パッセージ
(各パッセージ約700語、12-14問)
■時 間:60-80分
0-30 High(22-30)
Intermediate(15-21)
Low(0-14)
Listening
60-90分
講義と会話の2種類の問題で構成
■問題数:講義 4-6題
(1題 3-5分、約500-800語、6問)
:会話 2-3題(1題 約3分、5問)
■時 間:60-90分
0-30 High(22-30)
Intermediate(15-21)
Low(0-14)
休憩10分
Speaking
20分
2種類の形式、全6問で構成 0-30 Good(26-30)
Fair(18-25)
Limited(10-17)
Weak(0-9)
Independent tasks
■問題数:2問
■時 間:準備15秒
解答45秒
Integrated tasks
■問題数:4問
(1)Read / Listen / Speak 2問
■時 間:
準備30秒 解答60秒
(2)Listen / Speak 2問
■時 間:
準備20秒 解答60秒
Writing
50分
2種類の形式、全2問で構成(タイピングのみの解答) 0-30 Good(24-30)
Fair(17-23)
Limited(1-16)Score of zero (0)
Integrated Task
Read / Listen / Write
■問題数:1問
■時 間:20分
Independent task

■問題数:1問
■時 間:30分

 

 

  • TOEFL ITP®テスト

TOEFL ITP®テストは、TOEFL PBTテストの過去問をもとに作成された、団体向けの試験です。学内英語力診断や、クラス分け、提携校への留学や海外研修への選抜試験など様々な面で使用されるテストで、毎年20万人以上の人が受験する試験です。(団体向けのテストプログラムのため、個人での申込はできないテストです。)問題の形式はTOEFL iBT®のようにPCで受けるのではなく、ペーパー形式のテストとなっており、問題は選択式です。

 

  • TOEFL ITP® テストの特徴
  • テストセンター、もしくは大学にて団体単位での受験
  • テスト所要時間は約2時間
  • 全セクションでメモをとること(Note-taking)が可能
  • Level1とLevel2の2つのレベルプログラムがある
  • TOEFL iBT®との高い相関性がある。
  • スコアは310-670点

 

  • TOEFL ITP®テストの構成・問題数・時間配分
セクション 内容
Listenning

35分

講義や会話などの3種類の問題で形成

■問題数50問

PartA:短めの会話

PartB:長めの会話

PartC: 長めのスピーチやアナウンス等

Structure

25分

標準的な文法問題穴埋めと正誤問題で形成

■問題数40問

PartA:穴埋め問題

PartB:正誤問題

Reading

55分

アカデミックな長文読解問題で構成
■問題数:4-5パッセージ50問(各パッセージ約700語、12-14問)
  • TOEFL ITP®TOEFL iBT®の換算表
Internet-based Test Paper-based Test
111 – 120 640 – 677
100 – 110 600 – 637
90 – 99 577 – 597
79 – 89 550 – 573
71 – 78 527 – 547
61 – 70 500 – 523
51 – 60 467 – 497
41 – 50 437 – 463
30 – 40 397 – 433

引用元(https://www.cieej.or.jp/toefl/itp/correlation.html

※TOEFL,TOEFL iBT, TOEFL ITP and TOEFL Junior are registered trademarks of Educational Testing Service(ETS). This web page is not endorsed or approved by ETS.

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