こんにちは。JNLLの受付からお送りします。
今週は、TOEFL ITPについて紹介したいと思います。
みなさんがよく聞くのは、TOEFL IBTですね。では、TOEFL ITPとは何でしょう???
TOEFL ITPとは、”TOEFLのペーパー形式の団体向けテスト”のことです。TOEFL IBTはインターネットを通して試験を行いますが、ITPでは、TOEFL PBTのようにペーパー形式で行います。
世界50か国、2500以上の団体で実施され、受験者は80万人以上にも上るようです。
こちら試験は、大学のクラス分けや単位認定のために行われることが多いようです。
都内の大学で、TOEFL ITPを採用している大学を何校かピックアップしてみました。
・東京大学
・東京工業大学
・一橋大学
・明治大学
・上智大学
・早稲田大学
など、有名な大学ばかりです。すべての学部で実施されているということではないそうなので、こちらの大学に興味のある方はぜひ調べてみてください。
さて、次にそのテストの中身を見てみましょう!
TOEFL ITPには、Level1とLevel2があります。
・Level1は、TOEFL PBTと同じ形式、同じスコア範囲で行われます。
・Level2は、TOEFL PBTよりも制限時間を短くし、問題の難易度を下げたものになります。
セクションは全部で3つあり、以下のような構成になっております。
Listening Comprehension 問題数:30 解答時間:約22分
Structure and Written Expression 問題数:25 解答時間:17分
Reading and Vocabulary 問題数:40 解答時間:31分
3つ全て合わせて、約70分のテストになっています。スコアは200点から500点で発表されます。
TOEFL iBTやTOEFL PBTとのスコアの関係が深いので、スコアの相関表があるそうです。
(詳細はこちら:https://www.cieej.or.jp/toefl/itp/correlation.html)
留学に行くためのTOEFL iBTでどのくらいのスコアを取ればいいのか知るために、大学で行われるTOEFL ITPの試験のスコアから考えるということもできますね!たくさん活用できそうです!
公式の問題集や過去問も販売されているので、しっかり対策をして試験に臨みたいですね!
来週もまたお役立ち情報をお送りしますので、ぜひご覧くださいませ。
(更新)JN Language Lab-H