【SAT試験】出願直前の試験日の選び方【ACT】

こんにちは。JNLL受付です。
10月に入り、街を歩けば金木犀の香りが楽しめる季節になってきました。読書の秋、食欲の秋といいますが、皆さんはどんな秋をすごしていますか?
今週は高校最終学年の方向けの記事を紹介します。SATやACTで目標点を取って出願できるよう、しっかり計画を立てて勉強を進めましょう。

高校最終学年が迫る秋、大学に提出する最後のSATACTの受験の準備は出来ていますか?いつ受ければいいの?どうすれば間に合うの?そんなことに悩んでいるかもしれません。

ここでは、秋と冬の試験日を確認し、受験に向けた試験日程選びをサポートします。

【日程を考える前に】

目標とするスコアを明確に。大学に提出するのに必要な点数をまず確認しましょう。

試験日と締め切り

<SAT>

・11/ 7(通常締切:10 / 7、遅延締切:10 / 27)
・12 / 5(通常締切:11 / 5、遅延締切:11 / 24)

<ACT>
・12 / 12(通常締切:11 / 6、遅延締切:11 / 20)
・2 / 6 (2021)(通常締切: 1 / 8、遅延締切: 1 / 15)

※上記日程は、最終学年の生徒に最も関係のある日程となっています。すべての日程を確認するには、最新試験日程をご確認ください。

どの試験日を選ぶべき?

試験日を選ぶときの最も重要な要素は、大学の出願締切日目標スコアです。一般論として、早めに受験し不安を残さないようにしした方がいいでしょう。

注意: コロナウイルスの影響を考慮し、今年度の出願では、多くの大学が試験のスコアの提出について選択制を採用しています。しかし、もし提出を考えている場合は、大学の出願締め切り日までに提出しないと、スコアは考慮されません。

大学出願に向けたベストな試験日を選ぼう

まずは大学の出願締め切りを確認しましょう。Early DecisionEarly Action(以下早期出願)に申し込む場合は、11月に締め切りが来ることが多いことに注意してください。通常通りの出願であれば、締め切りは1月の初めが多いです。出願後のスコアの提出を認めている学校もありますので、しっかりと各大学の取り決めを確認してください。

例えば、ハーバード大学は、SAT, ACT, SAT subject テスト2科目の中から、2つ以上のテスト結果を、10月(早期出願)か11月(通常出願)に提出することを求めています。しかし、出願後でも、早期出願の場合は、11月まで、通常出願の場合は1月までスコアを受け付けています。イェール大学などのいくつかの大学では、ACTを2月まで受け付けている場合もあります。

一般的に、早期出願をする場合は、11月7日がSATの最終試験日となり、10月25日がACT試験の最終となります。通常通りの出願であれば、12月5日までにSATを、2月6日までに、ACTを受けておくべきです。
※これは、出願に間に合わせるための最終の試験日であり、ベストな試験日とは異なる場合があります。

試験結果が出てから今まで受験したテストを選んで、大学に送る場合、最後の試験を受けてから大学が受け取るまで、およそ一か月はかかることを考慮しましょう。ACTは結果が出るまでに約2週間かかり、SATでは3週間ほど要します。そして、SATのRush Reporting ($31払うと2営業日以内に届けてくれる)を使わない場合は、更に2週間かかります。また、Rush Reportingを受け付けない大学もあるため、注意が必要です。
大学出願締め切り日までに試験のスコアが届かない場合、どのくらいまで大学が待ってくれるのかは確認しておきましょう。

目標スコアに合わせて試験日を選ぼう

今年中に2回以上の受験を考えている場合は、9月のはじめ頃には1回目を澄ましておくべきです。そうすることで次の試験に向けた戦略を立てることが出来ます。

Q1: 10月にSATを受けたんですが…?

この場合、最も考慮すべきは以下の事項です:

① 次の試験に申し込めるか?
② 遅延した分のお金を払うことになるか?
10月に受けて次の申し込みをするとなると、結果を受けてから次のテストを受けるのにかなりタイトなスケジュールとなります。遅延した分のお金を払うことも頭に置いておきましょう。

以下の表はSATの出願と締め切りを示しています。

例:テスト日が10 /3であれば、結果は10月16日ごろに届きます。そして11月も通常締切で受ける場合は、10月の試験の直後までには出願する必要があります。

Q2: 9月にACTのテストを受けたんですが…?

ACTの場合もSATと同様の考え方が出来ます。ただし、結果はACTが公表しているものではありません。

学習プランに合わせてベストな試験日を選択する

高校最終学年に上がる前までには、どのくらいのスコアを目指すかのめどをつけておきましょう。最終学年前のは勉強をするのに最適です。

1週間に5時間の勉強を夏の3か月間続ければ、SATで150から200点、ACTで4から6点あげることが出来るでしょう。
勉強がまだまだ足りないと思っても、9月の最初のテストは受験しましょう。そこで、強みと弱点を知ることができ、なおかつ試験の雰囲気もつかめます。うまくいかなくても、まだチャンスがあるため、早めの受験がおすすめです!

まとめ

・大学出願締め切りに注意
・出願大学がいつまでスコアを受け取るか確認
・何度かテストを受けるつもりで準備する(試験日、締切の確認)
・受験機会を確保しつつ、弱点を修正するため、早めの受験がおすすめ!

記事:PrepScholar. Samantha Lindsay. The Best SAT and ACT Test Dates for Senior Fall. <https://blog.prepscholar.com/the-best-sat-and-act-test-dates-for-senior-fall>