はじめに
大学生活でルームメイトと一緒に住むことを検討している場合、どのようなルームメイトが自分に合うかしっかりと理想像を持っておきましょう。気質や信頼感などを含め重要な点は、必ず考慮すべきです。ルームメイトと部屋の使い方を決める時も、細かい点まですり合わせ一緒に住めるか判断するようにしましょう。
ルームメイトとの生活に何を求めるか?
ルームメイトを探す前に、互いの生活のルールについて確認しなくてはなりません。
例えば、ルームメイトはパーティーや映画に一緒に行ける親友になる人がいいという人がいる一方で、家賃を払う以外は各々別々の生活を尊重したいという人もいます。同じ価値観や要望を持っている人がいいという人もいれば、異なる生活スタイルや要望をもつルームメイトと過ごし新しい価値観に触れたいという人もいます。
性格の相性を確認する
あなたとルームメイトが生き写しのように似た人間である必要はありませんが、性格が合っていることは重要です。
社交の場を好み、パーティーなどにアクティブに参加したいタイプの人は、夜まで静かに読書をしたいタイプの人とルームメイトだと楽しめないでしょう。逆に、静かにしたいタイプなのに、ルームメイトが延々とつづくパーティーを開催したいタイプだと、悲嘆の歌を歌うことになってしまうでしょう。
ニーズに合ったスケジュール
ルームメイトを最終決定する前に、そのルームメイトと自分の生活リズムが合うか考えましょう。ときどき一緒に出掛けたり、共同で何か作業したい人の場合、生活リズムが合っている方が良いでしょう。一方、家で一人の時間が欲しい人の場合は、互いの生活リズムが異なる方が良いでしょう。
ただし、いずれにせよ、デメリットはあります。いつもルームメイトが一緒ならプライベートが無いですし、生活リズムが違えば、起きる時間ではないのに起こされてしまうかもしれません。
家賃支払いルールを明確に
高校からの友人はベストな選択だと思えるかもしれませんが、あたながもしその友人にお金を貸していて返ってきていない場合、家賃を折半して負担するのは賢明とは言えません。期日までに月々の家賃を払う人を選びましょう。安定した職を得ている人の方が、親に家賃を賄ってもらっている学生より信頼できます。
衛生面で似た習慣があるか?
中には、寮が清潔であることが何よりも大切であると考える人もいれば、他方で散らかっていることを気にしない人もいます。衛生面に関して、ルームメイトとの立場が異なると、生活方法をめぐる言い合いが頻繁に起こることになりかねません。
円滑なコミュニケーション
コミュニケーションをよくとる人と住むことは、ルームメイトとの良好な関係を築くための鍵となります。また、コミュニケーションを取ることで、共同生活に関して責任感が生まれます。
例えば、関係性の薄い人のものは片付けようと思わないし、家賃を一緒に負担しようとも思いません。このような関係性を避けるために、責任をどう分担していくかについて話し合える人と住む必要があります。ただし、コミュニケーションが取れる人とでも、情報をしっかりと確認することは怠ってはなりません。例えば、ルームメイトが家賃を払ったと言ったら、大家さんに確認するようにしましょう。
興味関心の共有
興味関心を共有することは生活するうえでは必須ではありませんが、仲良くなるために、あるいは話題をつくるためには効果的です。もしあなたがゲームをするなら、ルームメイトは、ゲームパートナーとなるかもしれません。音楽好きのルームメイトなら、好きなグループを紹介し合うことで新しい音楽に出会うことができます。同じ趣味を共有している仲間がいると、いつも一緒に趣味を楽しむパートナーがいることになります。
記事:College Choice. “How Do I Pick a Good Roommate?”
<https://www.collegechoice.net/college-life-3/how-do-i-pick-a-good-roommate/>