【大学留学】アメリカ文化を知ろう!

はじめに

多くの留学生にとっては、アメリカ文化に馴染むのは大変で、時間がかかるかもしれません。アメリカの習慣や価値観は、母国とは大きく異なり、困惑することもあるでしょう。留学前に少しでも、カルチャーショックを軽減するために、アメリカ文化について少しご紹介します。

※アメリカで一般にみられる代表的な価値観や習慣を概括的に述べたものであり、画一的にすべての人や物に適用できるわけではありません。

価値観

• 自立

アメリカ人は、自立心がとても強い傾向にあります。それぞれの個人は、独立したものであり、自分の人生は人生で決めると考える傾向が強いです。ゆえに、いわゆる村社会や依存関係にある家族などの重要性は相対的に小さくなります。

• 平等

アメリカ独立宣言には、「全人民は、平等につくられる」とあり、この思想がアメリカ文化の基層をなしてます。アメリカ人は、人は皆対等であると考えるため、お辞儀など公然と敬意を表することはあまり快く思いません

• インフォーマル

アメリカ人の平等への信念によって、彼らの他者に対する振る舞いはかなり砕けたものになります。初めてアメリカを訪れる多くの人が、アメリカ人の話し方、服装、姿勢のインフォーマル性にびっくりします。
店員が突然自己紹介を始めてもびっくりしてはいけません。失礼なことをしているわけではなく、アメリカ文化の一側面なのです。

• 率直

アメリカ人は、他者に対してオープンで、砕けた態度で接します。人々の間の問題や合意できない点は、関係者の間で率直な思いをぶつけて議論することで解決を図ります。そして、他者との間に何か問題があるときは、その人にはっきりと伝え、問題の解決策を模索します。

知っておくべきアメリカの休日と習慣

文化を知る面白い方法は、その伝統に参加することです。以下では、米国全土で祝われる休日を紹介します。

11 New Year’s Day

元日

12月31日の夜から1月1日にかけて新年を祝います。
1月第3月曜 Martin Luther King, Jr. Day

マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの日

1964年にノーベル平和賞を受賞したアフリカ系アメリカ人の公民権運動の父、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの誕生日を祝います。
214 Valentine’s Day

バレンタインデー

手紙やお菓子、贈り物など愛を表現するものを交換して、恋愛を祝います。
2月第3月曜 President’s Day

大統領の日

建国の父であるジョージ・ワシントン、奴隷制度廃止に貢献した南北戦争のヒーロー、エイブラハム・リンカーンなど過去の大統領を敬う日です。
317 Saint Patrick’s Day

聖パトリックの日

アイリッシュ・グリーンで装飾を施して、アイルランドの愛国の聖者である聖パトリックを祝う日です。
41 April Fool’s Day

エイプリルフール

ユーモアあふれるいたずらをしたり、冗談を言ったりする日です。(ただし、他人を傷つけないものに限る。)
5月最終月曜 Memorial Day

記念日

任務で犠牲となったアメリカの軍人を弔う日です。
74 Independence Day

独立記念日

1776年に13の州がイギリスからの独立を宣言した日を祝い、花火を打ち上げます。
9月第1月曜 Labor Day

勤労感謝の日

全国の労働者の働きに敬意を表します。
10月第2月曜 Columbus Day

コロンブスの日

1492年にアメリカ大陸の名づけ親と言われるクリストファー・コロンブスに貢物をささげる日です。
11月最終木曜 Thanksgiving Day

感謝祭

13の植民地への最初の居住者であるピルグリムとアメリカ原住民がともにした食事を記念して、伝統的な食事をとります。
1225 Christmas Day

クリスマス

家族や友達とプレゼントを交換して、キリスト教信仰の先導者であるキリストの誕生を祝います。

もちろん、アメリカは大きな国であり、各地で異なる文化や習慣があります。アメリカのどこで学ぶかによって、経験するアメリカの文化は異なるでしょう。それぞれの州について知りたい方は、下記リンクをご覧ください。
https://www.internationalstudent.com/study_usa/state_guides/

記事:International Student. “American Culture”
https://www.internationalstudent.com/study_usa/way-of-life/american-culture/