【SAT】SATスコアをGPAに換算したら何点になるのか?

〇はじめに

GPASATのスコアに、あるいはその逆に変換したいですか?もしかしたら、高校の成績においてSATのスコアが何点くらいになるのか気になるかもしれません。この記事では、それを可能にするために、統計データを調べました!しかし、データを見る前に、いくつかの注意点があります。

 

GPASATスコアの相互変換は可能か?

まず、SATGPAとはそれぞれ全く異なることを測定するテストであることを知っておいてください。SATはわずか数時間の間に行われる1回のテストですが、GPAは何年もかけて構築され、学級活動やクラス全体の成績に基づきます。

 

ですから、両者を予測的な意味で比較することはできません。GPAが高いからといって、SATのスコアも高くなるとは言えませんし、その逆もまた然りなのです。例えば、100メートル走の最速タイムが9.7秒で、マラソンの最速タイムが2時間10分だったとします。ダッシュで9.7秒を出したからといって、マラソンで2時間10分を確実に出せるわけではありません!

 

しかし、GPAとSATのスコアは、それぞれの「良さ」を見れば、おおよそ換算できます。つまり、最速のスプリンターが100メートルを9.7秒で走るということは、最速のマラソンランナーが2時間10分ということに換算できるのです。 この換算表は、SATGPAのそれぞれ良い点数を獲得している人のパーセンタイルでマッチングさせます。

 

SATスコアとGPAの換算表

SATスコア GPA(4.0点満点)
1600 4.00
1593 4.00
1587 4.00
1580 4.00
1573 4.00
1567 4.00
1560 4.00
1553 4.00
1547 4.00
1540 4.00
1533 4.00
1527 4.00
1520 3.99
1513 3.99
1507 3.99
1500 3.99
1493 3.99
1487 3.99
1480 3.99
1473 3.99
1467 3.99
1460 3.99
1453 3.99
1447 3.99
1440 3.99
1433 3.99
1427 3.99
1420 3.99
1413 3.99
1407 3.99
1400 3.99
1393 3.99
1387 3.99
1380 3.99
1373 3.98
1367 3.98
1360 3.98
1353 3.98
1347 3.98
1340 3.98
1333 3.98
1327 3.98
1320 3.97
1313 3.97
1307 3.97
1300 3.97
1293 3.97
1287 3.96
1280 3.96
1273 3.96
1267 3.95
1260 3.95
1253 3.95
1247 3.94
1240 3.94
1233 3.93
1227 3.93
1220 3.92
1213 3.92
1207 3.91
1200 3.91
1193 3.90
1187 3.89
1180 3.88
1173 3.87
1167 3.86
1160 3.85
1153 3.84
1147 3.83
1140 3.82
1133 3.81
1127 3.79
1120 3.78
1113 3.76
1107 3.75
1100 3.73
1093 3.71
1087 3.69
1180 3.68
1173 3.66
1067 3.63
1060 3.61
1053 3.59
1047 3.57
1040 3.54
1033 3.51
1027 3.49
1020 3.46
1013 3.43
1007 3.40
1000 3.37
993 3.34
987 3.31
980 3.28
973 3.25
967 3.22
960 3.19
953 3.16
947 3.12
940 3.09
933 3.06
927 3.02
920 2.99
913 2.95
907 2.92
900 2.88
893 2.85
887 2.81
880 2.77
873 2.74
867 2.70
860 2.66
853 2.62
847 2.58
840 2.54
833 2.49
827 2.44
820 2.39
813 2.35
807 2.30
800 2.25
793 2.20
787 2.15
780 2.10
773 2.05
767 2.00
760 1.95
753 1.89
747 1.84
740 1.79
733 1.73
727 1.68
720 1.62
713 1.55
707 1.48
700 1.39
693 1.31
687 1.23
680 1.12
673 0.99
667 0.87
660 0.75
653 0.62
647 0.48
640 0.31
633 0.15
627 0.02
620 0.00
613 0.00
607 0.00
600 0.00
593 0.00
587 0.00
580 0.00
573 0.00
567 0.00
560 0.00
553 0.00
547 0.00
540 0.00
533 0.00
527 0.00
520 0.00
513 0.00
507 0.00
500 0.00
493 0.00
487 0.00
480 0.00
473 0.00
467 0.00
460 0.00
453 0.00
447 0.00
440 0.00
433 0.00
427 0.00
420 0.00
413 0.00
407 0.00
400 0.00

〇どのようにして変換表を作成したのか

さて、変換表をご覧になった方は、このSAT-GPAの変換を実際にどのように計算したのか気になると思います。

 

まず、カレッジボードが発表した実際の公式データを使って、正確なパーセンタイルを人単位まで求めました。次に、この成績パーセンタイルデータを使用して、一般的なクラスの成績パーセンタイルを計算しました。

 

次に、GPAを算出するために、クラスの成績の中央値がK100点満点)の生徒が一律に6点高いか低いかを想定しました。これにより、授業成績のパーセンタイルとGPAを対応付けることができました。なお、学生の授業成績をGPAに対応させる方法は、独自のものです。

 

〇この表は何に使えるのか

表を見て、どのように換算値を算出したかは理解できたと思いますが、SAT-GPAの換算値は、実際にどのように使えるのでしょうか?言い換えれば、どのように役立つのでしょうか?

 

以下では、なぜこの換算表を使いたいのか、その理由を2つ挙げ、大学受験の過程でどのように役立つ可能性があるのかを説明します。

 

#1:受験前にSATの点数を推定したい場合

冒頭で述べたように、SAT-GPA変換を利用したい大きな理由の1つは、現在のGPAをもとにSATの潜在的なスコアを推定することです。これは、まだSATを受験していない生徒が、学校での成績に基づいて、どの程度のスコアになるのか、大まかな目安を知りたいときに便利です。

 

例えば、あなたがGPAが4.0の学生なら、SATでかなり高いスコア、理想的には少なくとも1400点台を取りたいところでしょう。一方、GPAが3.1であれば、平均点程度を期待できるかもしれません(ただし、どれだけ準備するかによって、もっと高い点数を取ることもできます!)。

 

繰り返しますが、GPASATのスコアを正確に予測するものではありません(実際には、PSATのスコアの方がはるかに良い予測になります)。GPAが低くても、SATのスコアが必ず平均以下になるとは限りません。しかし、GPAを利用して、SATでどの程度のスコアを取るべきかの大まかな基準値を知ることはできます

 

#2:大学入学志願者の平均GPAを推計したい場合

SAT-GPAの換算を利用するもう一つの方法は、ある大学の入学志願者の平均GPASATの平均点から推定することです。これは、「大学のウェブサイトが入学志願者のSATスコアに関するデータを提供しているが、GPAに関するデータを提供していない場合」に役立ちます。

 

例えば、あなたがテキサス大学に出願しているとします。あなたは現在GPAが3.4で、入学者の平均GPAを知りたいと思い、UTオースティンのウェブサイトにアクセスしました。残念ながら、あなたが見つけることができるのは、志願者のSAT/ACTスコアの中間の50%の範囲だけです。

 

しかし、幸いなことに、この情報を使って入学者の平均GPA(またはGPAの範囲)を推定することができます

 

UTオースティンのウェブサイトによると、SATスコアの中間50%は1160-1390となっています。上記の換算表を使って、これらのスコアを探し、UTオースティンへの入学者の(大まかな)GPAレンジを出すことができます。

 

このグラフから、1160はGPA3.85に、SATスコア1390はGPA3.99に換算されることがわかります。したがって、UTオースティンの入学志願者のGPAは、通常3.853.99の範囲にあると言えます。つまり、UTオースティンに入学するためには、かなり高いGPAが必要になる可能性が高いということです。

 

出典:PrepScholar,”SAT Score to GPA Conversion Table”
https://blog.prepscholar.com/sat-gpa-conversion-table

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