はじめに
アメリカの多くの大学生にとって、アルバイトをして収入を得ることは不可欠です。現状として、親が支払う子どもの大学費用は約27%のみで、残りは学生自身が負担していることになります。2011年では、71%の大学生はアルバイトをし、彼らのうちの約20%は週35時間以上も働いています。
アルバイトをすることは悪いことではありません。以下では、学生生活とアルバイトを両立させるためのアドバイスをいくつか紹介します。
役に立つアルバイトを見つけよう
どんな仕事でも退屈で嫌なことはあります。しかし、自分を刺激してくれたり、関心のある仕事を見つけることができたら勤務時間はあっという間に感じることでしょう。そのことは、アルバイトだけでなくあなたの生活全てへのやる気と幸せにも繋がると思います。
もし、卒業後に携わりたい仕事関係のアルバイトを見つけることができたら、良いコネクションを築けるかもしれません。そのアルバイトが大学の単位に繋がることもあるでしょう。
これらのことを念頭におき、やりがいの感じない仕事をすることがないように、時間をかけてたくさん調べてみましょう。
アルバイトの割合を少しずつ増やそう
最初から週に15時間と定めるのではなく、少しずつアルバイトの予定を立てていくのが良いでしょう。まず、大学1年生の前半はアルバイトをせずに、大学生活に慣れることに集中しましょう。大学では、高校までに比べて多くの文献を読み勉強することを求められます。そのため、慣れてくる1年生の後半に週数時間働いてみましょう。
2年生になった頃には、アルバイト、学業、遊びを上手にやりくりできるようになるでしょう。そのころには週12時間程度働いても大丈夫だと思います。しかし、週15-20時間以上働いてしまうと、学業面やその他の生活面に影響を及ぼす可能性があるので、無理のない範囲で働くようにしましょう。
しっかりと予定を立てよう
毎週末などに、次の1週間にやらなければいけない全てのスケジュールを詳細に決め書き出すと良いでしょう。その際、紙に手書きしてもスマホのメモ機能を利用しても、どちらでも構いません。
書き出す内容は、予定されているすべてのテスト、課題の期日、アルバイト時間、および遊びの予定などです。特に課題などは後回しにせず、スケジュールを守る癖を付けましょう。
時間を有効活用しよう
できるだけ2つのことを同時に行うようにしましょう。
例えば、勉強する時も一人でするのではなく、寮やアパートに友人を誘い、一緒に行うと良いでしょう。そうすることで、友達の学力に追いつこうという気持ちになると同時に、試験対策にも繋がります。同様に、運動も大切な人と一緒に行うことで、体だけでなく心も健康になるでしょう。
また、隙間時間の使い方も重要です。バスや電車でアルバイト先に通勤する人は、その時間を読書にあてましょう。また、アルバイト先で食事が許されている場合は休憩中に済ますと、キャンパスで使える時間が増えます。
最後に
勉強とアルバイトを両立するために役立つアドバイスを紹介しました。最後にもう一度要点だけまとめると、大切なのは、「役に立つアルバイトを見つけ、少しずつその割合を増やし、しっかりと予定を立て、隙間時間を有効活用する」ことです。
記事:College Choice. “How Do I Balance Work and School?”
<https://www.collegechoice.net/how-do-i-balance-work-and-school/>