合格体験談(3)

こんにちは。JNLLです。

今回は、2016年にカリフォルニア州立大学イーストベイ校(California State University, East Bay 通称:CSUEB)に入学し、Mathを専攻、その後、トランスファーにて、2つの大学に合格した当校のOB、G.N.君の合格体験談をご紹介します。

※トランスファー:ある大学から別の大学へ編入すること。アメリカの大学では進路の選択肢としてトランスファーはとても身近なものです。

G.N.君は、UC Davis(カリフォルニア大学デービス校)、およびUC Santa Cruz (通称:UCSC、カリフォルニア大学サンタクルーズ校)の2つの大学に合格し、最終的な進学先はUCSCに決めました。

《UCSCについて》
カリフォルニア大学サンタクルーズ校は、サンフランシスコ近郊の都市、サンタクルーズにある総合大学で、医学、天文学、物理の分野の研究が盛んです。特筆すべき点は、NASAのエイムズ研究センターと共同研究を行っており、天文学は米国の中でトップクラスです。また、シリコンバレーに隣接しているため、コンピューターサイエンス分野にも力を入れています。入学者のGPAは3.5前後と、難関校の一つ。パブリックアイビー(私立のアイビーリーグの教育と同等の教育を受けられると認識されている公立校)として数えられています。


僕は、UC Davisへ進学しようと思っていました。
しかし、結果的にUCSCに決めた理由は、UCSCより2年間の奨学金が給付されることになったからです。金額は、初年度に100万円、2年目に150万円、合計250万円を受け取ることができます。

前の大学でのメジャーはMathでしたが、トランスファー先でもMathです。
しかし、本当はコンピューターサイエンスを勉強したいと思っていました。

CSUEBでのGPAは 3.95でした。しかし、State UniversityからのトランスファーはこのGPAでも難しいとされていたので、ギリギリで合格したと思います。
一般的にはコミュニティカレッジからトランスファーする方が多く、僕の様にState Universityからトランスファーするケースはまれだと思います。コミュニティカレッジからトランスファーする人数が多いのは、その方が合格するのに有利だと考えられているからです。結果的には、トランスファーで大学に合格しましたし、CSUEBはとても良い大学だったので、素晴らしい経験をすることができましたが、僕もコミュニティカレッジに行っておきたかったなと思います。

僕のGPAが良かった理由としては、CSUEBはセメスター(2学期制)ではなく、クォーター(1学期が10週間で、4学期制)だったので、短期間に集中して勉強できたことがあると思います。また、2年生の時は、意識的に朝一の授業を取っていました。朝の方が調子が良く、集中力が持続し、まじめに取り組むことが出来ました。ただ今思い返せば、専攻の必須科目授業(Major Requirement)をしっかり受講しておけば良かったと思います。

また、就職活動を見据えて、CSUEB在学中にはインターンシップに行きました。業界は多岐にわたり、ベンチャー企業、大手IT企業、ゼネコン業界の企業などです。CSUEBの先輩方はCity Bankなど有名企業などで働いており、優秀だなと思います。

今後の目標は、まだ漠然としていますが、勉強においても、就職においても、30歳までは色々なことにチャレンジし、好きなことをしたいなと思っています。


今回、見事2つの大学に合格を果たしたG.N.君。
希望の大学に合格したことで、これからやりたいことに向けて、全力で羽ばたいていくことでしょう。
JNLL一同、応援しています。頑張ってくださいね!

米国での編入合格体験をお届しましたが、皆さん、いかがでしたでしょうか?
アメリカではトランスファーはポピュラーな方法です。
希望大学への合格へのルートは決して一つではありません。

JNLLでは、ひとりひとりの生徒様の目標に合わせて、皆様の合格までの道のりを最後まで全力サポートしています。

海外で今の自分が目指せる大学や必要な学力のこと、準備のためのステップなど、どんなことでも、疑問や不安があればご相談ください!

(更新)JN Language Lab-K