大教室の講義で一目置かれる方法

大きな学校に通っている人、あるいは中規模の学校の1~2年生であれば誰しも、大勢の学生がいる中での授業を経験すると思います。
勉強して、クラスをパスしたいと思うのは当然ですが、教授やTA(教授の助手)や他の学生と交流したいと思う人もいるかもしれません。
しかし、何百人もいる教室で、果たしてどのように交流できるのでしょうか?


1. 教授のオフィスアワーを利用する。
オフィスアワーは、落第しそうな学生のためだけにあるのではありません。(とはいえ、落第しそうな人にとってオフィスアワーはスマートなツールとなりうるでしょう。)オフィスアワーとは、毎週決まった時間に教授と学生が直接話す事のできる時間のことです。
もし、授業に関する質問が1~2つ程しかなくても、教授と話すことのできる話題はたくさんあります。たとえ15分程の会話でも、教授に名前を覚えてもらい、親しくなるきっかけになります。

2. TAのオフィスアワーを利用する。
TAは大教室での講義の根幹を支えています。もし、TAによるセミナー形式のクラスがあれば、担当のTAのオフィスアワーを利用することができます。仮にTAが正規の教授でなくても、学問の専門家として有意義な情報を与えてくれるでしょう。

3. クラス関連のソーシャルメディアに積極的に参加する。
もしクラスが大規模過ぎて生徒が授業中に質問が出来なければ、教授は生徒の状況を把握するためにソーシャルメディアを使う可能性があります。ソーシャルメディアを介して、質問したり、授業の感想を書いたり、会話に参加したり、あるいはクラス関連のディスカッションで自分の存在をアピールしたりしましょう。言葉を発しなくても、あなたの知性や知的好奇心を目立たせることができるでしょう。

4. 勉強グループを作る
教授が気配りできるタイプではなくても、クラスの様子について、少なくとも何かを感じているでしょう。もし教授が何も感じなくても、TAはクラスの状況に間違いなく気を配ります。賢いクラスメイト達と勉強グループを作り、クラスの勉強レベルを底上げすれば、周囲の人々は注目します。
学習グループを作り活動することは、他のやる気の少ないクラスメイトから自身を際立たせる一つのアイディアと言えます。

5. 毎回リーディングをする。
全ての授業で毎回リーディングをこなすことは不可能かもしれませんが、特に関心のあるクラスのリーディング全てに取り組むことは可能です。
クラスで目立ちたい、専攻を選びたい、教授・TA・クラスメイトと交流したいと思っている人は、授業の準備をしっかりして、熱心さや知力、科目の専門性をはっきり示しましょう。毎回授業の準備を怠っても、どのみち目立つことにはなりますが・・そうした不本意な理由からではなく、シラバスを熟読し、正しい理由でクラスで一目置かれるようにしましょう。

About Education. How to Stand Out in a Large Lecture Class.
<http://collegelife.about.com/od/academiclife/fl/How-to-Stand-Out-in-a-Large-Lecture-Class.htm>(Last accessed October 9, 2015)

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