【ACT】どんな問題でも使える、6つのACT English攻略法

こんにちは。JNLL受付です。
今週はACTについて見ていきます。
日本のセンター試験攻略法があるように、アメリカのACTでも似たようなテクニックがあるようです。
スコアアップの為に、様々な工夫をしてみましょう!

ACT English Testは、文法テストや、文章力テストではありません。代わりに、文法句読点の誤りを修正したり、5つの異なる文章の構成スタイルを改善する編集能力が試されます。

一見難しいようですが、大丈夫です。我々がお手伝いします。想定される問題と、高得点を取るために必要な、プロのACT English攻略法を学んでいきましょう。

例題

ACT English Testでは、歴史から人物の物語まで、合計5つの大問が出題されます。各パッセージの一部には下線が引かれており、これらが書かれている通りで正しいのか、それとも他の答えが適当なのか、判断しなければなりません。その他、文章の追加、切り取り、並べ替えを行う問題が出題されたり、文章全体を評価する問題が出題されます。

こちらは、参考書「Cracking the ACT」に掲載されている例題です。

One college class chose Díaz’s The Brief Wondrous Life of Oscar Wao as (3) their favorite book of the semester.

A. NO CHANGE
B. it’s favorite book
C. they’re favorite book
D. its favorite book

(Answer: D)

答えに迷いましたか?

これから、どのようなパッセージにも対応できるようになるための、ACT English 6つの攻略法をご紹介します。

1. 4Cを覚えよう

次に挙げる4つの決まりが4Cです。

• Good writing should be in complete sentences (良い文章は完全な文章でなければなりません).
• Everything should be consistent (一貫した文章でなければなりません).
• The meaning should be clear (単語の意味が明確でなければなりません).
• The best answer, free of any errors, will be the most concise (文法上ミスのない解答を選んだとき、文章は最も簡潔なものになります).

問題がどのようなタイプのミスについて述べているのか分からない場合でも、上にあるような、4つのCを適用することで、答えの選択肢を絞ることができるようになります。

2. 頻出の文法ルールを学ぼう

ACTのために文法の教科書を暗記する必要はありません。しかし、ACT English Testでよく出題される、最も一般的な文法ルールを覚えるのは賢い方法です。以下は、ACT English Testで頻出の文法ルールです。

• subject-verb agreement (主語と動詞の一致)
• pronoun agreement (代名詞の一致)
• adjectives and adverbs (形容詞と副詞)
• comparisons and superlatives (比較級と最上級)
• punctuation (句読点)
• conjunctions (接続詞)

Cracking the ACT では、より詳しい説明を用意しています。
テストが不安?なら、4Cを覚えよう!

3. 答えがあなたを助けてくれる

回答の選択肢は、質問が何を修正するものなのかを識別する手がかりとなります。選択肢によって、単語や句読点が変わっていませんか? 何が変わるのか、何が変わらないのかに注意を払って、エラーが何であるかを把握してください。

4. 自分の耳を信じよう

普段から英語に触れているあなたの耳は、あからさまな間違いや不自然な言い回しに気付くことができる、かなり信頼性の高いものです。トピックを特定したり、間違いがないことを確認するために答えをチェックするとき、常に普段聞いているような英語から違和感がないか確認してください。

何かがおかしいと感じたら、さらに深く考察しますが、耳がキャッチできない間違いに注意することを忘れないでください。

5. 消去法で解答しよう

ACT English Testでとても優秀なスコアを出すためには、頭の中で問題を修正して、それにマッチする答えを見つけ出すようではいけません。その代わり、問題で何がおかしいのかを見つけ出した後、間違った選択肢をすべて消去することで、正しい答えを導き出しましょう。

6. 間違っていない解答には「No Change」を選択しよう

NO CHANGEを選択することも賢明な解答の一つです。すべての質問には間違いがあり、自分はそれを見抜くことができないだけだと思い込んではいけません。

記事:The Princeton Review. 6 ACT English Tips for Any Passage. <https://www.princetonreview.com/college-advice/act-english-tips>