IELTSで高得点を取る方法

IELTSで高得点を取る方法

海外の大学を受験する方には、IELTSで高得点を取りたいところです。

今回は、IELTSで高得点を取る勉強法とコツを紹介します。

IELTSリーディング勉強法について


リーディングで必要な力は、語彙力です。

単語の意味がわからなければ、問題は解けません。

必須単語が入っていない状態でリーディングの勉強はするべきではないでしょう。

IELTS Academic Trainingテストで高得点を取得するためには
5000語レベル: 高校3年生レベル(外国語コースなど)、難関大学受験レベル以上が必要です。コツコツ地道に覚えましょう

次に時間配分です。IELTSリーディングにおいて文章を読む時間は限られています。問いに答える時間を増やすために、速読は必要不可欠です。ここでは速読の方法の一つ方法を紹介しましょう。

やり方は以下の2ステップです。

1、冒頭部分と結論部分の段落を読む

2、各段落の最初の一文・二文を読む

各段落の1文に注目する読み方です。文章の大まかな流れが理解できます。

IELTSリスニング勉強法について


IELTSは特に過去問題(Past Paper)が数多く発行されていますのでTOEFLとは異なり過去問題を入手することは困難ではありません。その過去問題を入手しリスニング能力を効率よく高めるための方法として、以下を紹介します。

1.ディクテーション・・・書き取り

2.シャドーイング・・・同時復唱

3.リプロダクション・・・復唱

4.ノート・テイキング・・・メモ取り

5.ファスト・リスニング・・・速聴

IELTSのリスニングは、英文の放送前に設問に目を通すプレビューの時間が30秒、それぞれのセクションの最後に解答のチェック時間、そして最後に40問の答えを解答用紙に書き写す転記の時間が10分あります。

試験中のコツは、①事前に必ず問題に目を通すこと、②リスニング中に聞き取れなかった単語はとりあえずカタカナでメモを取ること、③問題文の単語をチェックし、リスニング中にその単語やその単語の類語や同義語に注意して聞くことの3つです。

IELTSスピーキング勉強法について


IELTSのスピーキングテストは、以下の3部構成となっています。

Part 1: 自己紹介・挨拶 (4~5 分 ) 自己紹介や身の回りの事・家族・趣味について話す。

Part 2: スピーチ (3~4 分 )タスクカードを渡され、最大2分のスピーチをし、その後試験官からの1~2つの質問に答える。

Part 3: ディスカッション (4~5 分 )パート2のトピックについて、試験官とより深く議論する。

採点基準は、流暢さと一貫性(Fluency and Coherence)、語彙力(Lexical Resource)、文法の知識と正確さ(Grammatical Range and Accuracy)、 発音(Pronunciation)で採点されます。

IELTSのスピーキングでは、「日常での出来事を伝える」「自分の意見を述べる」「与えられたトピックに対して一貫性を持って話す」「説得力のある意見を述べる」などの能力を測定します。試験官はあなたの「英語で話す内容」ではなく、あなたの「英語力」を見ています。そのため事実に基づいた話をする必要はありません。作り話でもよいので、しっかりと首尾一貫した内容になればよいのです。

そして、最も大切なことは、笑顔で自然なコミュニケーションを意識すること、同じ表現はできるだけ避けて、とにかく話し続けることです。

IELTSライティング勉強法について


Part1は表やグラフをまとめるといった客観的情報を効果的にまとめるエッセイを作成し、Part2では出題された課題に対して自分の意見を述べ読み手を説得するためのエッセイを作成することになります。そのため客観的情報主観的情報両方を効果的にまとめる能力が問われるため、非常に高度なライティングスキルを必要とします。

ライティングを勉強する際最も重要なことは、Part1とPart2を必ず分けて練習することです。というのも、Part1は表やグラフという客観的な情報を20分で150語以上でまとめるのに対して、Part2は問題文に対して自分の意見をいう主観的な情報を40分で250語以上でまとめる内容です。Part1には主観的情報は入れてはいけません。

もちろん雛型などを覚え効果的に利用することによって文章を作成する労力は軽減されますが、いずれにしても客観的な表現と主観的な表現を両方を英語で表現できる能力が必要となります。

客観的な文章の書き方として、以下の点に注意しましょう。

・一人称「I」を使わない。

・価値観や意見を述べない。

・主要な傾向を示すためにも、図表の数値をいくつか選択して挙げる。

・データの引用は正確にするか、around/aboutなどを使っておおよその値を述べる。

・時制は基本現在形だが、データの時間帯に応じて変える。

いかがでしたか?

一気に高得点を狙うことは難しいかもしれませんが、ご紹介したポイントを日ごろの勉強から意識して取り組んでみてください!

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