【大学進学】海外大学合格するためのアピールのポイント

〇初めに

大学に出願するにはSATやACTスコアはもちろん、他にどのようなことがアピールのポイントになるのか、出願書類の書き方のポイントを今回はご紹介します。大学への出願は、特に競争率の激しい学校に入ろうとする場合、非常に大変で難しいものである可能性があります。しかし、合格への鍵は単に成績が良いことだけではありません。入試担当者に、あなたが他の学生より抜きんでた存在であることを示すことが重要です。

〇高校時代のGPAとクラス順位

高校時代のGPAは、あなたが学業の分野でどれだけ成功したか、そしてあなたが努力したかどうかを大学に示すものです。大学は全体のGPAだけでなく、個々のクラスでどれだけ成績が良かったかも見ます。クラス順位がある学校では、あなたが特定のレベルに到達するために、成績やパフォーマンスでどれだけ競争したかを示します。

〇APクラスと優等生クラス

入学審査官に、あなたが学業においてどれだけの挑戦をしたか示すことが重要です。入学審査官は、あなたが高校で履修したAP（高校在学中に、大学の入門カリキュラムが学べるプログラムのこと）、優等学位、国際バカロレア（IB）、その他の大学準備クラスを見て、あなたがどれだけ授業に対応できたかを調べます。そしてこれはあなたが大学でどのような生徒になるのかを示す良い指標となります。

〇チャレンジングな課外活動

大学側は、教室の枠を越えて活躍する学生を見たいと考えています。どのような活動を選ぶかによって、あなたの性格、またはモラルをも示すことができます。そして、選んだ活動を続けるかどうかで、重要なプロジェクトに長期的に取り組めるかどうかという点も、大学側にアピールすることができます。

〇ボランティアと仕事の経験

真のコミットメント、リーダーシップの資質、コミュニティへの関心を示すような経験は、大学への出願において、有利に働きます。あなたが働いていた組織や会社、そしてそこでどのような責任を負っていたかを含めるようにしてください。また、昇進や特別な表彰を受けた場合には、それらについても言及すると良いでしょう。

〇テストの点数

全ての学校がSATとACTのスコアを以前ほど重視しているわけではありませんが、両方のテストを受け、できる限り良い結果を出すことに越したことはありません。これらのテストを全く見ない学校もあれば、SAT Subject TestsやAPテストなどの追加テストのスコアを見る学校もあります。どのテストが入学に必要なのか、必ず志望校に確認してください。

〇質の高い推薦状

推薦状は、あなたをよく知っている人、学校であなたと交流があった人、またはあなたが志望校に適していることを証明できる人から、必ずもらうようにしましょう。良い推薦状は、あなたの学生としての優れた資質をアピールすることにつながり、堅実な出願をサポートします。

〇よく書かれたエッセイ

入試担当者は、“あなた自身”について知ることのできるエッセイを見たいと考えています。そのため、エッセイでは自分の業績を語るよりも、あなたが何者で、何があなたを興味深い存在にしているのかを示すことに重点を置きましょう。そして、エッセイのテーマに沿って書き、あなたが特定の学校に行きたい理由を含めることを忘れないでください。

〇才能と情熱

多くの大学は、最も多くの「もの」をこなした学生を受け入れるのではなく、特定の分野にエネルギーと情熱を注いでいる学生を探すようになってきています。学校は、あなたが何を特別視しているのか、そして、あなたが大切にしていることにどれだけ一生懸命取り組むことができるのかを見たいと考えています。

〇最後に

志望校が何を求めているかを知ることは、大学進学準備のための最良の選択をし、いざというときにより良い願書を作成するのに役立ちます。複数の志望校に問い合わせることで、その大学が何を求めているかをより具体的に知ることができ、それぞれの大学に的を絞って願書を作成することは合格の可能性を高めます。

出典：collegechoice.net, “What Colleges Look At When Accepting Applicants”
https://www.collegechoice.net/choosing-a-college/admissions/what-colleges-are-looking-for/