実用英語技能検定とは?

実用英語技能検定とは

海外の大学を受験する際に必要になる英語能力証明テスト。いくつもあってどれを受けたらよいか分からない…という方も多いのではないでしょうか。

今回は数多くある中から、実用英語技能検定についてご紹介します。

実要英語技能検定(英検®)とは


英検®として広く知られているこの試験は、社会で通用する英語を測定する資格試験です。英語の4技能のバランスを重視し、時代の動きに合わせて厳選された質の高い問題を出題しています。学習範囲に応じて7つの級が設定され、日常会話から社会的な題材まで幅広い話題が扱われるため、受験者が親しみを持ちながら知識を深められるようになっています。

英検®、英検IBA®、英検Jr.®の合計の受験者は年間でおよそ360万人と、とても人気の高い試験であることがわかります。英検®の一定の級に合格すると、全国約1,700校にのぼる大学、高校、中学の入試や単位認定で優遇され、海外留学においても約400の機関で英語能力証明書として認められています。特にオーストラリアでは、ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州、ビクトリア州、西オーストラリア州のすべての州立高校で英検が認定されているため、高校で留学をしたいと考えている方におすすめの資格です。

文部科学省が後援している英検®は、学生だけでなく子供から大人まで幅広い年齢層が受験しているため認知度が高く能力レベルが理解しやすい点や、1級の取得者は観光庁長官が実施している通訳ガイド試験(通訳案内士試験)において英語の筆記試験が免除されるといった利点もあります。(※詳しくは国土交通省のホームページにてご確認ください。(http://www.jnto.go.jp/jpn/interpreter_guide_exams/

<試験の構成>

英語レベル 一次試験 二次試験
1級 国内外で活用できる英語力を持つ 筆記(100分)

リスニング(約35分)

面接(約10分)
準1級 筆記(90分)

リスニング(約30分)

面接(約8分)
2級 海外へはばたく知識の幅が広がっている 筆記(85分)

リスニング(約25分)

面接(約7分)
準2級 筆記(75分)

リスニング(約25分)

面接(約6分)
3級 基礎を一つ一つマスターし着実に力をつけている 筆記(50分)

リスニング(約25分)

面接(約5分)
4級 筆記(35分)

リスニング(約25分)

5級 筆記(25分)

リスニング(約20分)

※4級、5級は一次試験のみ実施されます。

すべての級は合格、または不合格で評価されます。成績表には合否のほかに分野別の得点、全問題に対する正解・不正解、学習アドバイスなどが記載されます。2015年度からは、すべての級で共通の尺度に沿った「CSEスコア」という得点も導入されています。

また、社会人や大学・高校・中学・小学校などの区分別に、最もCSEスコアが高かった受験者には個人賞が、合格率や受験率などが高かった団体には団体賞が毎年贈られています。

※受験すると決めたら、必ず公式ホームページにて最新情報を確認してください。↓

https://www.eiken.or.jp/eiken/

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