読書のすすめと効用|読書をするだけでストレス軽減!
皆さん、こんにちは。
JN Language Lab受付のEです。
ついこの間夏休みが明けたと思っていたら、もう10月、
すっかり秋になりました。
(どうりでご飯が美味しいはずです、食べ過ぎ注意ですね(笑))
秋と言えば食欲の秋!
そして、読書の秋!!!
という事で、今日は読書についてお伝えします。
リサーチバンクが2011年に10代から60代の男女に行った調査(有効回答1200件)では、「1ヵ月に1冊以上」本を読んでいる人が56%だったそうです。
「週に数冊」読む人が9.3%いましたが、「本を読むことはない」と回答した人が6.8%いました。
本を良く読む人と読まない人、その差はどんどん広がっていきます。
(http://research.lifemedia.jp/2011/10/111026_reading.html)
そもそも、読書の効用は、何なのでしょうか。
英国サセックス大学で行った調査によると、「読書」はストレスレベルを68%軽減してくれるという事が判明したそうです。
たった6分間、静かに読書をするだけで、脈拍を落ち着かせ、筋肉の緊張を緩める効果があるのだそう。
「音楽鑑賞」の場合は、61%、「コーヒーを飲むこと」は54%、「散歩」は42%のストレス軽減効果があり、読書がより効果的だということが分かります。
このテストを実施したLewis氏は
「何を読んでも構わないから、その世界に自分をどっぷりつからせる事で、日常生活のストレスや心配事から逃れる事が出来る」
というようなコメントをしています。(http://www.telegraph.co.uk/news/health/news/5070874/Reading-can-help-reduce-stress.html)
また、オックスフォード大学の神経学の名誉教授であるJohn Stein氏によると、
実際に読書中の脳をMRIでスキャンした際、
「本の中の景色や音、においや味を想像しただけで、大脳のそれぞれをつかさどる領域が活性化し、新しい神経回路が生まれた」
ということです。
(http://business-study.com/impact-reading-brain/)
ミシガン大学の研究では、近年、大学生の共感性が48%減った、と指摘しています。
技術発展が目覚ましかった10年間で急激な減少が起こった為、証明はされてませんが、技術の発達と相互関係はありそうだ、との事です。
そして、勝負に勝つ事が目的のコンピューターゲームよりも、読書をすることで、登場人物の立場に立った感じ方が出来るのではないか、と指摘しています。
(http://www.dailymail.co.uk/health/article-2193496/Getting-lost-good-book-help-healthy.html)
近年、脳トレが流行っていますね。
以前から、読書をすると語彙力が上がる、読解力が上がる、想像力が身に着く等は言われてきましたが、
読書をすればストレスの軽減だけでなく、脳トレにも有効なのではないでしょうか。
加えて、共感力も育つかもしれません。
JN Language Labの皆さんは、既に勉強に関する本はたくさん読んでいると思います。
それもとても素晴らしいことですが、たまにはストレス軽減のためにも
昼休みなど、数分でも良いので興味のある本を気軽に、
読んでみてはいかがでしょうか。
(更新)JN Language Lab-E