【米国進学】大学生活が始まる前に知っておくべき10のこと【アメリカ留学準備】

アメリカの大学生は、進学前にどんな準備をしているのでしょうか。大学への進学が決まった方、留学の準備をしている方必見です。

新入生にとって大学生活が始まることは心配であると思います。また、しっかりと下調べをするまじめな生徒ですらたくさんの疑問を抱えていると思います。もちろん大学側も新入生を歓迎するために最善の努力を尽くしていますが、それでもオリエンテーション資料にすべて記載されているわけではありません。そこでこの記事では、新入生が大学での生活を順調に送るために知っておくべき10の秘訣を教えます!

1. 各大学ごとに、持参できる持ち物が異なる!

入学する前に、大学で持ち込み可能なもの、そうでないものが記載されているリストを必ず確認してください。

規則は大学ごとで異なります。例えば、小型冷蔵庫や電子レンジなどの電化製品の購入は、寮に持ち込み可能かどうかはっきりと確認が取れるまでは焦らず、待つことをお勧めします。お香やロウソク、ペット用ハムスターなどは禁止されていることが多いです。他にも、テーブルタップハロゲンランプなど、思いもよらないものでも大学で禁止されている場合があるので、しっかりと各大学特有の要件も確認しておいてください。

2. 衣類は必要最低限の持っていけば十分!

新入生の多くは学生寮の収納スペースを勘違いし、持ち込みすぎてしまうことがあります。クローゼットの大きさによっては、必要最低限以外の衣類は持ち込まないことをお勧めします。

ほとんどの大学では、洗濯機や乾燥機といった機械が無料で、または非常に安い値段で利用することが可能です。中には、洗濯が終了したら学生にメールで通知してくれるハイテク洗濯機を備えている大学もあります。思っている以上に多くの衣類を持ち込む必要ないかもしれません。

そういった失敗をしないためにも、必ず自身の大学の選択施設についてしっかりと調べておいてください。

3. 最初はルームメイトと気が合わないかも…(何とかなる!)

大学生活最初の学期では、ランダムにまたは、簡単なアンケートに基づき選ばれた人とルームメイトになる仕組みを採用している大学が多いです。その人と仲良くなれることが望ましいですが、もちろん気が合わないこともあるでしょう。

ルームメイトと仲良くなれないことはストレスかもしれません。しかし、授業・クラブ活動・大学イベントなどで忙しく、ほとんどの時間を寮外で過ごす学生が大半を占めるため、そこまで心配する必要はないでしょう。学期が終わる頃には、おそらく次の学期を共にするルームメイトとなる友達を見つけることが出来るでしょう。

ただし、どうしてもルームメイトと上手に付き合うことが出来ない場合は、生活アドバイザーなどの担当者に相談して対応してもらいましょう。

4. 最初の学期の授業は満足できないかも…(徐々に良くなる!)

大抵の場合は1年生の最初の学期に、大学入門として基礎を学ぶ少人数授業や教養科目、また、100人以上の大講義などを受講することとなるでしょう。大人数授業では退屈することもあるでしょう。更に、大規模な大学に入学した1年生は教授ではなく、大学院生による授業を受けることがしばしばあります。

1年次の授業が期待していた内容でなかったとしても、2年次以上では専門的な講義を取れることを忘れないでください。専攻を選んだら、専攻固有の授業を始めることもできます。未定の場合でも、専門レベルの科学コースからクリエイティブな美術スタジオまで、幅広いクラスを選択することができます。

クラスが定員オーバーする前に、できるだけ早く登録することをお勧めします。

5. お気に入りの食堂を探そう!

食事はキャンパス生活の中で大切な時間になるでしょう。ほとんどの大学には複数の食事プランがあります。最初の学期内にすべてのプランを試してみることをお勧めします。

また、食事をする最適な場所を知りたい時や、ビーガン・ベジタリアン・グルテンフリーなどのオプションが必要な学生は、大学のWebサイトを確認したり、友達に尋ねると良いでしょう。大学の外でお気に入りのお店を探すこともお勧めします。大学周辺の町では、安くておいしいお店がたくさんあります。

6. 車使用は禁止かも(裏を返せば、車は不必要!)

キャンパスに車を置くことができるかどうかによらず、1年生は各大学ごとによって使用出来るかどうか変わります。大学によっては、1年生から許可する場合や、2年生になるまで許可しなかったり、また完全に禁止している場合もあります。駐車違反切符を受け取る前に、しっかりと確認することをお勧めします。

車の持ち込みが許可されていない場合は、裏を返せば車を買う必要はないということです。多くの大学では、シャトルバスやタクシーなどの公共交通機関や自転車のレンタルサービスを提供しています。これらの機関が無い場合でも、ほとんどのキャンパスは学生が徒歩で通えるような立地に建っていることでしょう。もしあなたが車を持っていると、忙しく時間が無い時ですら友人から車を出してくれと頼まれてしまうかも…

7. 大学のITヘルプデスクを利用しよう!

大学のキャンパス生活で最も頼りになる人は、ITヘルプデスクにいます。インターネットへの接続から、教授から与えられる課題用ドロップボックスの設定、プリンターの検索と接続の方法、紛失したドキュメントの回復まで、ITヘルプデスクは手助けしてくれます。

例えば、ルームメイトが誤ってパソコンにコーヒーをこぼした場合でも助けてくれます。IT担当者がすべてを修理出来るわけではありませんが、最初に相談するのに最適な場所です。緊急時には、貸出可能な機器を持っていることもあります。

8. たくさんやることがある!(退屈なんて言葉はない)

次に誰もが心配するであろう悩みは、退屈なキャンパス生活になってしまうのではないかということです。ほぼすべての大学には、学生団体や頻繁なキャンパスイベント、その他の活動があります。通常、大学には登録されている学生団体のリストがあり、キャンパスのいたるところに、クラブに参加するためのチラシやポスターがあります。そのため簡単に見つけることが出来ます。一部の団体には独自のホームページなどもあり、その団体の活動内容を知るだけでなく、現在の会員に連絡するのにも役立ちます。

9. 早めに学習計画を立てるべし!

4年間で卒業するための必要な単位をすべて確実に取得するためには、専攻するコースを早めに考えて計画することをお勧めします。専攻に必要な一般的教育科目の要件と授業を忘れずに考えてください。

もちろん、一度決めたことを途中で変えることもできます。ほとんどの学生は大学在学中に少なくとも一度は専攻を変更することがあると言われていますが、これは良いことです。大学は自身と向き合い新たな発見をする時間です。なので、学業の計画を立てることは大切なことですが、それを変更する可能性も十分あるので、柔軟な考えを持つことが大切です。

10. 大学生活を満喫しながら、良い成績は取れる!

新入生の中には、大学生活は勉強に励むか、サークル活動などを楽しむかどちらか一方であり、両方を叶えることは出来ないと考える人も多いでしょう。しかし、正しい時間管理を行えば、すべての授業で良い成績をとることができ、かつサークル活動に参加し大学生活を楽しむことができます。また、十分な睡眠時間も確保できるかもしれません。

記事:ThoughtCo. McKenna Miller. 10 Things You Should Know Before You Start College. <https://www.thoughtco.com/what-you-need-to-know-before-starting-college-787027>