留学インタビュー(11) University of California, Irvine (Part2)

こんにちは。JN Language Labです。

引き続き、現在、UC Irvineへ通い、コンピューターエンジニアリングを専攻しているY.H.君のインタビューをご紹介いたします。今回は後半部分となります。アメリカでどのような海外生活を送っているのか、リアルな声をお届けいたします。そして最後にはこれからアメリカへ留学する方へのメッセージも!

≪大学公式ウェブサイト≫
https://uci.edu/
≪U.S. News & World Report≫
http://colleges.usnews.rankingsandreviews.com/…/uc-irvine-1…


【インタビュー(11) Part 2 -Y.H.君/University of California, Irvine】
Q1.
アメリカでの生活で大変だと感じるところはありますか?
生活面で大変だと感じている部分は、「移動」です。クラスの移動、買い物の移動など、全てにおいて大変です。やはり、車がないということは生活するうえで不便だなと思います。

★JNLLメモ★
米国大学のキャンパス敷地は大変広いので、日本国内の大学、特に都心にあるコンパクトな大学内での移動とは全く比較にならないかもしれません。キャンパス内での移動も大変ですが、キャンパスから出て町へ行く際も、場所によっては公共の移動手段が少なく、特に田舎では車が必要不可欠になるでしょう。

Q2. ほかに日本と違う点などで戸惑うことはありますか?
移動とは別に、もう一つ生活面で困るのが、あらゆるドアがオートロックだということです。締め出されることが多々あります。

Q3. 食生活についてはどうですか?
最初の頃はいつも外食していましたが、高いし、不健康だと感じたので、自炊することにしました。ラーメン、和食、カレーなどをよく作っています。でも、疲れている時は外食しますね。

Q4. 寮でテレビを見て過ごすことは?
今はインターネットで検索すれば、なんでも知ることができるので、寮ではテレビはあまり見ません。

★JNLLメモ★
テレビを見ない若者は、日本に限ったことではない様子です。情報を得たい場合、テレビのニュースからではなく、インターネットで検索することの方が、無駄がなく、知りたい情報だけが簡単に手に入るので、若者には好まれているようです。

Q5. 日本との連絡は頻繁に取っていますか?
連絡は不定期です。友人は毎日連絡しているそうですが、自分はあまりしない方ですね。

Q6. 寮のルームメイトはどんな人ですか?
寮は2人部屋で、ルームメイトはアメリカ生まれのインド人です。ルームメイトとは仲良しですよ。

Q7. UC Irvineに入学して良かったと感じる点を教えてください。
自分がここに来て一番良かったなと感じることは、日本と比べて自由を感じることです。それは、勉強やスポーツに限らず、何事においても自由度が高いので、何かに制限されている、ルールに縛られているという感覚がなく、ストレスを感じません。

Q8. 日本人として、持っておいた方が良い情報などはありますか?
留学生の中でも、日本のアニメに詳しいサウジアラビア人やインド人の学生は、自分が日本人ということで、よく話しかけてくれます。海外では、日本を象徴するものといえばアニメです。アニメオタクになって欲しいとまでは言わないけれども、日本人として、外国人が興味を持つ日本のポップカルチャーを紹介したり、説明したりすることができる程度には、情報を持っていた方が良いと思います。

★JNLLメモ★
外国人にとって日本を代表的に象徴するものといえばアニメだと思います。日本人にとってアニメ文化というものは一部の限定された趣味というイメージが強いですが、外国人にとっては、アニメはかっこいいものだと感じている様子です。会話をスタートアップするネタとして、一つや二つ、アニメに関連した情報を持っておくのも良いかと思います。

Q9. これからアメリカへ留学する方へ、アドバイスをお願いします!
まず、スムーズに学生生活をスタートさせるためには、しっかりと自分の意見を持って英語で話せることが大事です。そのためには、日本の歴史や政治のことなど、日本国家についてある程度、勉強してきた方が良いですね。例えば、日本の総理大臣は、どういう人で、どういう考えを持っているか、それに対して自分はどういう意見を持っているか、などです。様々なことに対して、自分の意見を「しっかり」持っていないと、情報交換が盛んなアメリカでの留学生活は難しいかもしれません。

★JNLLメモ★
世界中から様々なバックグラウンドを持った人々が集まり、コミュニケーションを取る状況において大事なことは、各々が持っている一般的な常識は通用しないということです。日本では当たり前とされていることが、他の国では一切通用しないということが、多々あるでしょう。その場合、自分自身の意見をはっきりと言うことが大切です。強い信念と筋が通っていれば、良いのです。自分の起こした行動、発言によって、相手が不愉快だと感じた場合、もしくは誤解が生じた場合、なぜそのような行動をしたか、発言をしたか、ということを丁寧に説明すれば、お互いの国・宗教、慣習などを一歩踏み込んで知ることができるでしょう。


今回は2回ににわたって、UC Irvineへ通うフレッシュマンのY.H.君のインタビューをお送りしました。

これから留学をされる方はもちろんのこと、そうでない方も、現地からのリアルな声を聞いて、米国留学に関心を深めて頂けたら幸いです。

次回のインタビュー記事も、どうぞお楽しみに!

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