こんにちは。JNLL受付です。
今週はアメリカの大学に進学したいと思っている方全員に読んでもらいたい記事を紹介します。
大学入試の世界というのはミステリアスです。
一方で学生と家族は自分たちに最も適している大学を探しています。うまくいけば、輝かしい未来が始まるであろうという望みのある教育です。
もう一方では、大学での人数は限られているため入学決定の要因となる制度上の優先順位と不透明なアルゴリズムがあります。
しかし大学入試の専門家は学生達にあわてふためく事のないようにと力説しています。
ここでは大学にどのように入学するかミステリアスな部分を解明する7つの戦略を紹介します。
1. 早く始めて力強く終わる Get an Early Start and Finish Strong
大学は高校で提供される可能な限りベストな教育に始めから焦点をあてていたかどうかを知りたいと思っています。
「4年計画が本当に必要です」と、Katherine Cohen, founder and CEO of college admissions consulting firm Ivy Wiseは述べています。
彼女はGrade8よりできるだけ早い段階で大学入試について考え始めるべきである.
と提言しています。「高校生活は二度とありません。学校では積極的に過ごすべきである。」とも述べています。
もし生徒が高学年で微積分学を勉強したいなら、数多くのセレクティブカレッジを見学し、ジュニアでプレ微積分学を終了させるために新入生の時に幾何学を一般的に学ばなくてはなりません。
今や多くの学校が少なくとも外国語習得に4年は費やした生徒を求めています。その分野での強みとして、Grade11とGrade12の両学年で、惰性で勉強するよりもむしろ上級クラスで勉強することを期待しています。
もし生徒が軌道に乗るのに時間がかかった場合、その生徒はサマースクールに出席して
勉強するか、また数学やサイエンス、外国語を小学生か中学生のところまで戻って勉強するべきです。入試担当者はその生徒が苦労したというのが分かった場合、どうやって打ち勝ってきたかを知りたいと思っています。
「どのように始めたかだけではなく、高校から大学に移行するための立ち上げにおいて、どのように終わらせたかという強い主張を入試担当者に伝えることができます。」と
Kevin Dyerly, vice president for enrollment management at California’s University of Redlands は述べています。
2. 責任を持って自分自身に挑戦する Challenge Yourself Responsibly
入試担当は、出願書類に重みをおき上級クラスにいたかどうかや厳秘なカリキュラム、また共通テストの得点、全体的な高校でのGPA、大学準備クラスでのグレードを重要視します。
the National Association for College Admission Counseling.の2018年のレポートによると、これらは入学願書において最優先される要因です。
多くの家族が、「たくさんAPをとるつもりですが、十分ですか?」と質問してきますが
それは正しい質問ではありません。(APとは、高校在学中に大学の範囲を学べる仕組みのこと。)
なぜなら、そこには十分な数というのは存在しないからです。「あなたは、私の強みは何ですか?とか、優秀層の生徒たちは何を専攻していますか?どのAPのクラスはチャレンジでどのAPのクラスはそうではないですか?といような質問をすべきです。」と、
Greg Roberts, dean of admissions at the University of Virginia. は述べています。
入試担当者はカウンセラーが提出した高校のプロフィールから回答を収集します。それには提供しているカリキュラムの概要、人口統計と成績分布が記入されています。
カレッジボードによってSATに追加された新しい環境の内容のダッシュボードには、学校や近隣で直面する貧困のレベルや逆境な学生のデータをも提供するでしょう。
3. 広く出願しすぎない Don’t Apply Too Broadly
「子供は目的意識をもって願書を出す必要がある」とPeter Van Buskirk, a former admissions dean, author and founder and president of college consulting firm Best College Fit.は述べています。
彼は学生に「選択の意図を示すように」と勧めています。
学生がそうすることの1つの理由として、Supplemental Essayで特定の学校への興味を
説明することができると述べています。
学生は自分のニーズを満たすアカデミックなプログラム、学習スタイルと一致する指導、提供されるものの価値のある大学を探すべきです。
Van Buskirkは、キャンパス見学に行くことを勧めています。
「私は子供たちがウインドウショッピングに行くことを促しています。
できるだけ多くの学校を見ること。大規模の学校や小規模の学校、大学の調査、リベラルアーツカレッジ。今あなたには、他の人のフィルターではなく、自分のフィルターで何があなたにとって意味があるのかを見るべきである。」とも付け加えています。
大学の見学に行くことは、学生たちにとってどの学校に願書を出すべきかを決めるのを助けます。Cohenは多くの学校に志願するのは珍しいことでも悪いことでもないが、戦略的にすべきである。と述べています。
本当にベストフィットの学校のバランスのとれたリストを考え出すには、学生たちは多くの時間とエネルギーを大学の調査に費やすべきです。大学のホームページを通して様々な選択を探索できます。ツアーやカレッジフェアはあなたにとって何が一番重要かピンポイントで時間を選べ、どの学校が好みであるかを学ぶことができます。とCohenは述べています。
4. ミスをする余地がある There’s Room for Error – With an Explanation
学生たちは憧れの学校に入るために完璧な願書を必要としません。
しかしながら、彼らは重要な願書の説明を準備しなくてはなりません。
「17歳というのは、、、まだ世界を見ていません。それに何になりたいかも完璧ではありません。ですから、出願用紙に不備がある生徒がいることは当然なことです。それは受験生としての誠意を垣間見ます。」とSeth Allen, vice president and dean of admissions and financial aid at Pomona College in Californiaは述べています。
しかし「あなたがへまをしたと担当者に気づかないでほしいと願うべきではない」と、付け加えています。
パーソナルエッセイや、先生の推薦書または面接はグレードや行動の不一致を明確にすることができます。
「読み手に間違った想定をさせないようにしなさい。なぜなら、通常あなたに有利に働くものではないからです」とAllenは述べています。
5. クラブに所属するだけではいけません。そこでの体験を大切に Don’t Just Join Clubs, Make Your Experiences Count
入学者のクラス分けをする際には、大学は独特な興味を持ちすべてにおいて均衡の取れているグループを探しています。フットボールプレイヤー、詩人、数学者、すべて何かを提供し、大学が多様な学生団体を維持するのを助けます。
「願書を通して、何の役割を果たすことができるかを明らかにできる生徒は認められるでしょう。なぜなら、入試担当者はキャンパスにおいてどんなインパクトを与えることができるか正確にはかることができるからです。」とCohenは述べています。
「もし学生が、クラブ活動をするのに妨げとなる仕事や家族の責任を負う場合はそれを説明してください。」とAllenは述べています。
「すべての経験を有効に使いなさい。もしあなたが仕事や家族の責任を負う事柄に重きをおかなければいけない場合、そしてそれは他の人と同じように課外活動を続ける機会がないかもしれません。それでも大丈夫です。入試担当者はあなたが何かに従事し、その経験から何を得たのかを本当に知りたいと思っています。仕事も家族の責任もあなたが何者であり、何をカレッジにもたらすのか説得力のある洞察を生み出すことができるからです。
ともAllenは付け加えています。
6. 補欠を待ちなさい Work the Wait List
予測できない事柄に対処しなければならないのは高校生だけではありません。
NACACによると、学生たちは多数の学校に志願していて、大学は入学を認めた後何人の生徒が入学するのかを予測できません。この不確かさが大学が補欠について戦略的になり、利回り上げるために多くの学生を入学させています。
「丁寧なお断りの手紙をその通りに受け取ってはいけません。」とVan Buskirk
はアドバイスしています。
Van Buskirkは入試担当者と連絡をとり続け、もしあなたが補欠になったのなら、
あなたは入学したいという意思をを明らかにし、そして、新しいグレードや優秀な成績記録を送ったり再訪することも勧めています。
早期に志願をすることは学生の可能性を高めることができます。と、Cohenは述べています。
大学が1年間のクラスの生徒の半分を早期志願者で埋めることは珍しいことではない。
と述べています。
7. 自分自身に正直になりなさい Be True to Yourself
アメリカには3000以上の4年制大学があります。
そこにはたくさんの選択があり、すべての学生にとって個人的な需要と目標に合う学校が
そこにあることは保証されています。と、Cohenは述べ、学生たちはキャンパスに何を求め、どんな授業をとりたいのか、どんな機会を探し求めているのかを確認する必要があるとも付け加えています。
そしてDyerlyは、誠実であることは重要ですが、無頓着になりすぎているとも注意を呼びかけています。
ソーシャルメディアやテキストメッセージはZ世代にとって主要なコミュニケーションモデルとして台頭してきました。短縮語や絵文字は志願書やエッセイでは使うべきではないということを覚えておくことは重要なことです。それらは学生の真の可能性を反映することはあり得ません。
記事:U.S.News. Carolyn Butler and Josh Moody. How to Get Into College: 7 Strategies
<