【アメリカ大学】留学 人格形成に効果 最新研究で明らかに

人格・社会心理学ジャーナル(Journal of Personality and Social Psychology)に寄稿された新しい研究によれば、一学期あるいは一年間海外で過ごした学生は性格の面で良い変化がみられるといいます。

ドイツのフリードリヒ・シラー大学の研究チームは、留学経験者527人と未経験者607人を含む1,100人以上の生徒に対し、「ビッグ5」という性格診断の指標(「協調性」「誠実性」「情緒安定性」「外向性」「開放性」)を用いて調査を行った。
そこでは、「外向性」「開放性」「誠実性」など留学前に既に数値の高かったものについても、留学経験の有無で分けた二つのグループで、成長に大きな差異がみられた。

留学の経験者は、開放性や情緒安定性など、精神面で成長することができるというメリットがある。」と、同論文の中心的な著者であるジュリア・ジマーマンは発表しています。
「元の性格の差を考慮しても、留学未経験者に比べ、留学経験者の性格に関する成長は明らかに異なりました。」

記事:INSIDE HIGHER ED. “Study Abroad Positively Impacts Personality, Study Says”
https://www.insidehighered.com/quicktakes/2013/07/11/study-abroad-positively-impacts-personality-study-says#:~:text=Students%20who%20spend%20a%20semester,of%20Personality%20and%20Social%20Psychology.