【SAT試験】SATのエッセイとは

こんにちは。JNLL受付です。
JNLLでは毎日のオンラインレッスンが主流となっていますが、皆さんはオンラインで授業を受けることになれてきたでしょうか。6月から通学が始まったという方もいらっしゃると思います。環境に左右されずに勉強を進められるように、自分なりの工夫を見つけていきたいですね!
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今週は、SATのessayについて詳しく紹介していきたいと思います。

新しいSATエッセイでは、読解、分析、ライティングのスキルが試されます。

問題は身近なところから出題

SATエッセイは、文章を分析するという典型的な大学の課題のライティングの要素が多分に含まれています。大学で学ぶ準備が出来ていることを示しましょう。

解答プロセス

・文章を読む
・説得力のある文章を書くためにどんな構成で主張しているかを説明
・そう説明される根拠を文章から見つける

新しい要素

新しいSATの内容は大きく変わりました。
・受験は必須ではないですが、大学によっては必要です。
・試験時間は50分(以前のSATエッセイより25分長いです)。
・賛成・反対などのあなたの立場や個人的な経験を問われることはありません。

エッセイ問題はどんなもの?

SATではいつも、以下の問題と同じ又はほぼ同じ形式で出題されます。
文章を読むときには、著者が事実や例などをどのように使用し、主張を裏付けるのか考えてください。

・主張を裏付ける事実や例などの証拠
・アイディアを発展させ、主張と証拠を結び付ける理由
・表現されたアイディアを強調するための、言葉の選び方や感情へ訴えるなど、文面から説得力がある要素

筆者がどのような文章構造で主張を展開しているかについてエッセイを書きます。論理と説得力をより確かなものにするため、列挙されている特徴や自分で見つけた特徴から一つ以上選び、分析しましょう。このとき、自分が筆者に賛成か反対かを論じるのではなく、筆者がどのように読者に自分の意見を説得的に伝えているかについて論じます。

トピックは?

出題形式は同じですが、文章は毎回異なります。
しかしながら、以下の点では共通しています。

・幅広い読者のために書かれている文章
・ある主張について論じている文章
・主題について意見を述べられている文章
・論理的な展開と根拠で主張を述べられている文章
・芸術、科学、市民、文化、政治などの意見や議論、トレンドについて説明されている文章
・出版・刊行された文章

問題に取り組むのに必要な情報はすべて文章とその注釈にあります。

SATエッセイは何をはかるのか?

SATエッセイは、受験者がどれくらい文章を理解し、ライティングでの議論で援用しているかをはかります。採点者は2人いて、以下の3つの項目について、1から4点で採点します。

読解: 中心となる主張と重要な根拠の関係性が理解できていて、文脈の中で求められる根拠を効果的に示すことが出来ている。

分析: 筆者がどのよう文章を展開して主張をしているかを、以下の2点に言及しつつ自分の理解が示されている。

・筆者の根拠、論理構成、その他の主張に説得力を持たせる特徴を分析している
・そのように分析される根拠を文章中から見つけて示している

ライティング: 
焦点を絞り、要を得たまとまった文章になっている。適切な用語運用で、多彩な文章構造を用いながら標準的な不自然ではない書き言葉で書かれている。

SAT Essay rubric では採点の際のスコアやガイドラインを見ることが出来ます。

どんな人が受験するのか?

出願校がSATのエッセイを要求している場合は受ける必要があります。 エッセイの受験を要求・推奨している大学を確認しましょう。 登録の際にエッセイを申し込んでいなくても、あとで追加することが出来ます。

スコアの送付

エッセイのスコアは、他のスコアと同様に報告されます。スコアの送付日を選ぶことが出来ますが( Score Choice™)、エッセイのスコアを受け取らないことは出来ません。
備考:受験大学それぞれのScore Choice policiesを確認してください。大学によっては、SATを受験したらその都度スコアを送るよう要求する大学もあります。

記事:College Board. SAT Essay.
<https://collegereadiness.collegeboard.org/sat/inside-the-test/essay>

(更新)JN Language Lab-H