【SAT】デジタルSATのツール:得るものと必要なこと

○はじめに

2024年春に開始される新しいデジタルSATには、受験生として役立つツール一式が付いてきます。その中のいくつかは、あなたがテストの準備をしたり新しい形式に慣れておくのにきっと役立つでしょう。それから、受験に必要とされる事前登録に役立つものもあります。さらに、試験当日には試験勉強の助けになることも。これらの、組み込み型オンラインツールは、この新しいデジタル・フォーマットのために追加されました。

○概要

この記事では、新しいデジタルSAT受験に役立つ組み込み型オンラインツールについて紹介していきます。これらのツールは、テストの不安を和らげ、準備を確実にして、自信をもって試験に臨むのに役立ちます。

〇デジタルSATでは、どのようなツールにアクセスできるのか?

新しいSATは全てがデジタル化されており、従来のように問題用紙に答えを書きこむことはできません。代わりに、ノートパソコンやタブレットで、「ブルーブック」と呼ばれるデジタル試験アプリを使って受験します。この新しいデジタル・フォーマットでは、オンラインツールが組み込まれており、テストに取り組む際の助けになります。

ツール1:復習マークを付ける機能

「ブルーブック」アプリは問題にフラグを付ける機能があり、例えば、時間のかかる問題をスキップしたり、モジュール終了後に戻ったりするときに役立ちます。ただし、戻って問題を解きなおすことができるのは、取り組んできたのと同じモジュールの問題だけであることには気を付けてください。

ツール2:カウントダウン時計

もし、モジュールの残り時間を正確に把握したいなら、この機能をフル稼働させておくことができます。もしカウントダウンで気が散ってしまうなら、隠すことも可能です。ほかにも、モジュールの残り時間が5分になったときに知らせてくれるツールもあります。そうすれば、すべての質問に時間内に確実に答えることができます。

ツール3:内臓されたグラフ電卓

デジタルSATには電卓を使わないセクションはなく、数学モジュールのどの問題でも電卓を使うことができます。なお、電卓を持参することを希望する場合は、ガイドラインを満たす電卓を持っていきましょう。

ツール4:数学参考書

「ブルーブック」アプリには、必要とするかもしれない公式を参照するシートを持ち込むためのオプションが提示されています。いくつかの数学の問題では、方程式つかって答えを求める力が試されるものがあり、この参考書はそのような問題に重宝します。でも、数学の問題のすべてに電卓や公式シートが必要なわけではないことを忘れてはいけませんよ。

ツール5:注釈機能

新しいデジタルSATでは、問題のどの部分でもハイライトとしてメモを残すことができます。では、注釈ツールはどのようなときに使うのでしょうか。例えば、リーディングの分析問題で見慣れない用語が出てきたとします。その用語をマークしておき、定義を思い出したときや、その用語についての選択肢を除外する時間があるときに、マークをした用語に戻ることができるのです。

○デジタルSATでもメモ用紙は使えるのか?

答えはイエスです。試験そのものはデジタル化されましたが、考えや忘れたくないことを書き留めておいたり、数学の問題を解いたりするときにメモ用紙を使うことは、以前と同様に可能です。

試験会場では、そこが学校であれ他の施設であれ、このための用紙が用意されています。紙を持参することはできませんが、ペンは持参してくださいね。

〇デジタルSATの準備と練習に使えるツールはあるのか?

試験当日に受験を容易にしてくれるツールがあるように、SATのデジタル形式の練習に役立つツールもあります。これらは、知識をブラッシュアップし、デジタル受験に慣れるのに役立つので、先に紹介したツールと同様に重要なものです。

なぜ、そんなに重要なのでしょうか?というのも、特に初心者にとって、テストの形式に馴染んでおくことは成功のための戦略であり、標準化されたテスト、つまり全ての生徒に一貫した方法で行われるものの場合には、より重要です。新しいテスト形式を見たことも練習したこともなければ、その使い方に慣れることはないでしょう。このため、SATの試験対策では、扱う教材の内容よりも、試験の形式やペース配分に重点を置かれています。

二つ目の理由は自信もテストの成績に大きく影響するから、ということです。オンライン模擬試験を一度も受けたことがない場合、その内容に緊張するだけでなく、各問題や画面のクリックの仕方、利用可能なツールを最大限に活用する方法、自分のタイミングやペース配分で確実に試験を終えることができるかどうかなどについても緊張することになります。

これらの理由から、フルの長さでテストを練習できる「ブルーブックテスティングアプリ」のダウンロードをまずはじめに行うことをおすすめします。これらの公式SAT模擬テストは新しいデジタルSATに適合していて、問題の正誤に応じて難易度が調整されます。言い換えれば、この模擬テストは、試験当日にSATで体験することをそのまま模倣しており、試験日の2週間ほど前に少なくとも1回は模擬テストを受けることをおすすめします。そうすることで、試験日の間近に練習することができて、内容もスキルもリフレッシュできますが、試験前日にすでに燃え尽きてしまうほどではないので安心してください。

また、My Practice(ブルーブックテスティングアプリ内)にサインインして、模擬テストの結果を確かめることもできます。この機会に解答と解説を見直し、どの問題が不正解で、それはなぜなのかを把握します。そして自分のミスの傾向を注意深く見つけましょう。ミスの傾向を知ることで、あなたが同じタイプの問題や特定の内容分野で苦しんでいるときに見られる多くの間違いに注意することができます。そうすれば、テストまでの時間を使ってその内容に集中したり、テスト攻略法を工夫したりして、より大きな成功を収めることができます。

〇デジタルSATテスト当日までに何をする必要があるか?

SATテストを提供する団体であるカレッジ・ボードは、試験日の5日前まで受験申込ができると発表しました。受験票は固有のもので、カレッジ・ボードが受験者ののテストを処理し、受験者と、スコアを提出する大学の両方に、結果を報告するために必要な全ての情報を確実に入手するためのものです。申請を忘れないようにしましょう。

受験票をもう一度確認し、指定された試験会場と時間をよく確かめてください。そして、受験票の指示には必ず従ってください。

〇デジタルSAT当日に必要なものは?

デジタルSATはコンピューターやタブレットで行われますが、受験の際には少し持ち物があります。

まず、受験票を持ったことを確認してください。これがないと到着しても試験会場に入れません!

二つ目に、学校または試験会場からデバイスが支給されないと通知がされた場合には、各自で持参する必要があります。デバイスが完全に充電されていること、事前に渡された指示に従ってブルーブックアプリがインストールされていることを確認してください。お持ちのデバイスが使用可能であることを確認するために、詳細なデバイス要件についても目を通しておきましょう。

三つ目に、もし必要との指示があれば、マスクも持っていきましょう。

四つ目に、運転免許証や学生証など、写真付きの身分証明書を必ず持参してください。

五つ目に、鉛筆やペンを持っていくことも忘れないようにしましょう。また、メモ用紙は会場で配られますが、テスト中に記入することのみ認められています。メモ用紙へのメモは非常に役立ちます。例えば、電卓を使う前に式を書き出しておけば、時間の節約につながります。

六つ目に、ブルーブックアプリケーションの中で、グラフ電卓が使用できることを忘れないでください。自分の電卓の方が使いやすいと感じる場合は、使用可能な電卓かどうかを確認してください。ほとんどのグラフ電卓とすべての科学電卓が使用可能ですが、念の為カレッジ・ボードのウェブサイトにある、「テストの数学セクションで使用可能な電卓のリスト」を参照してください。また、新品の電卓を持参するのではなく、使い慣れた電卓を持参しましょう。試験当日に使うのと同じ電卓を使い、テストの練習をしましょう。こうすることで、電卓の全機能に十分慣れ、素早く操作できるようになります。

最後にもう一つ。英語学習者または障害のある学生は、これまでと同じ配慮を受けることができます。これについては、カレッジ・ボードのウェブサイトに詳しく掲載されていますので、新形式でどのような配慮を受けることができるのかを確認してみましょう。

新しいデジタルSATの準備方法については、徹底的な計画を立てるための学習のヒントをご覧ください。

○終わりに

新形式の導入には不安がある方も多いかもしれませんが、それを軽減してくれるようなツールが沢山あることが分かって頂けたかと思います。

新デジタルSATの受験でこれからの道がさらに開けていくことを願っています。

出典:Digital SAT Tools: What You’ll Have and What You’ll Need
https://blog.prepscholar.com/digital-sat-scratch-paper-calculator

「中学生・高校生対象:米国大学進学対策 個別相談(一部国内大学国際系大学も含む)」

進学までの準備、レベル、必要な要素、試験、面接対策などについて1時間でご説明します。

【実施方法】ご来校(対面)・オンラインどちらでも可。
【対象】当校で受講検討の中学生・高校生またはその保護者様。
【費用】無料。

こちらよりお申込み可能です。